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  1. Jw_cadの文字の編集|移動・書き換え・連結・切断

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Jw_cadの文字の編集|移動・書き換え・連結・切断

編集部 読了 約12分

  • Jw_cadで、書いた文字を編集するには?
  • 文字の大きさを一括で変えられない…
  • 文字を移動する方法を知りたい

2次元CADのJw_cad(ジェイダブリューキャド)で書いた図面の文字は、室名を変えたり、位置をずらしたりと、あとで何度も直すものです。

そのたびに消して書き直すと、大きさや置く位置を合わせ直す手間がかかります。

この記事で解説するのは、書いた文字を消さずに書き換え・移動・複写する手順と、2つの文字をつなぐ・分ける方法です。たくさんの文字の大きさをまとめて変える方法も分かります。

画面:Jw_cad Version 10.03.6(Windows 11)

文字の編集とは

洋室を左クリックした
文字コマンドで「洋室」を左クリックした所。「文字入力」の窓の題が「文字変更・移動」になり、選んだ文字の色が変わる。文字の下の赤い四角は、マウスに付いた文字の仮の枠

文字コマンドは、文字を書くコマンドです。左のツールバーの文字で選び、文字を書いたあとも、ほかのコマンドを押すまで続きます。

Jw_cadの文字の編集は、書いた文字を消さずに直す操作です。文字コマンドのまま、文字を左クリックで選ぶと書き換えと移動、右クリックで選ぶと複写ができます。

2つの文字をつなぐ・分けるときは、文字コマンドのコントロールバー(作図ウィンドウの上の、ボタンと欄が並ぶ帯)の連を使います。

たくさんの文字の大きさをまとめて変えるときに使うのは、範囲選択と属性変更です。

文字を書き換える

入力欄に洋室
左クリックで選んだ「洋室」が、入力欄(赤い枠)に入った所

書いた文字を左クリックすると、その文字が入力欄に入ります。入力欄の文字を打ち直してEnterで変換を確定し、もう一度Enterを押すと、元の位置のまま書き換わります。

例に使うのは、部屋の「洋室」を「寝室」に書き換える操作です。

文字を押す

左のツールバーの文字を押して、文字コマンドにします。

書き換える文字を左クリックする

「洋室」を左クリックします。「文字入力」の窓の題が「文字変更・移動」に変わり、入力欄に「洋室」が入ります。

入力欄の右のフォント読取は、初めからチェックが入った状態です。そのため、書き換えても、フォントは元の文字のままです。

入力欄を打ち直してEnterを2回押す

入力欄を「寝室」に打ち直し、Enterで変換を確定します。もう一度Enterを押すと、元の位置の文字が「寝室」に変わります。

寝室に書き換えた
元の位置のまま「寝室」に書き換わった部屋

これで、大きさと位置はそのままで、中身だけが「寝室」に書き換わりました。手順3で、2回目のEnterの代わりにクリックすると、書き換えた文字はクリックした所へ移ります。

文字を移動・複写する

納戸を移動した
左クリックで選んだ縦書きの「納戸」を、部屋の右寄りへ移動した所

文字の移動と複写も、文字コマンドのまま、文字を選んでから置く位置をクリックします。違いは文字を選ぶクリックで、移動は左クリック、複写は右クリックです。

文字の移動と複写の手順は、次の2つです。

  • 移動する
  • 複写する

移動する

文字を移動するには、文字を左クリックで選び、入力欄を直さずに移動先をクリックします。

動かす文字を左クリックする

動かしたい文字を左クリックします。入力欄に文字が入り、マウスポインターに文字の大きさの赤い枠が付きます。

移動先をクリックする

移動先を左クリックします。

線の端や交点に合わせて置くときは、右クリックで指示します。このときの右クリックは、点に合わせて置く指示です。

これで、文字が移動先へ動き、元の位置から消えました。この節の最初の画像の「納戸」も、この手順で動かしたものです。

複写する

文字を複写するには、文字を右クリックで選び、複写先をクリックします。

複写する文字を右クリックする

複写したい文字を右クリックします。窓の題が「文字変更・複写」に変わります。

複写先をクリックする

複写先を左クリックします。元の文字はそのまま残り、同じ文字がもう1つ置かれます。

寝室を複写した
右クリックで選んだ「寝室」を、下に複写した所

複写した文字も、左クリックで選べば書き換えられます。同じ大きさの室名を並べるときは、複写してから書き換えると、大きさを選び直さずに済みます。

2つの文字をつなぐ・分ける

6畳を連結した
上の「寝室」に「6畳」をつないで、1つの文字「寝室6畳」にした所

文字コマンドのコントロールバーにある連は、2つの文字を1つにつなぐ(連結)ことと、1つの文字を2つに分ける(切断)ことに使うボタンです。つなぐのも分けるのも、書き直さずに済みます。

連結と切断の手順は、次の2つです。

  • 連結する
  • 切断する

連結する

連結では、まず、つなぐ先の文字の前寄りか後ろ寄りを左クリックします。次に、つなぐ文字を左クリックします。

例は、上の「寝室」の後ろに「6畳」をつなぐ操作です。「6畳」は、「寝室」の近くに、別の文字として先に書いておきます。

連を押す

文字コマンドのまま、コントロールバーの連を押します。

連のボタン
文字コマンドのコントロールバーの連(赤い枠)

「文字入力」の窓が消え、コントロールバーに残るのは<<と基点(左下)の2つだけです。

画面のいちばん下の案内の帯(ステータスバー)には「連結(L)」「文字切断位置指示(R)」などが出ます。(L)は左クリック、(R)は右クリックのことです。

連を押したあとのバー
連を押したあとのコントロールバー

つなぐ先の文字の後ろ寄りを左クリックする

上の「寝室」の右半分(後ろ寄り)を左クリックします。コントロールバーに後付けが出ます。

後付け
文字の後ろ寄りを指示したあとに出た後付け(赤い枠)

文字の前寄りを指示したときに出るのは、前付けです。このボタンを押すたびに、前付けと後付けが入れ替わります。

つなぐ文字を左クリックする

「6畳」を左クリックします。「6畳」が動いて、「寝室」の後ろにつながります。

これで、2つの文字が1つの「寝室6畳」になりました。手順3で右クリックすると、元の「6畳」は残り、その写しが「寝室」の後ろにつながります。

切断する

切断では、連を押した状態で、分けたい所を右クリックします。

連の状態にする

文字コマンドのコントロールバーの連を押します。連結のすぐあとなら、連を押した状態のままなので、押し直さなくて構いません。

分ける所を右クリックする

「寝室6畳」の「寝室」と「6畳」のあいだを右クリックします。

切断した
「寝室」と「6畳」のあいだで切断した所。分かれた2つの文字に、赤い実線と点線の下線が出ている

これで、1つの文字が「寝室」と「6畳」の2つに分かれました。分かれたあとは、それぞれを別の文字として書き換えや移動ができます。

文字の大きさをまとめて変える

室名を選んだ
範囲選択で4つの文字を選んだ所。文字を囲む赤い枠は選んだ範囲。押すのはコントロールバーの属性変更(赤い枠)

ここまでは、文字コマンドの中の操作でした。たくさんの文字の大きさをまとめて変えるときは、文字コマンドを離れて、範囲選択と属性変更を使います。

書込み文字種は、次に書く文字の文字種です。選ぶ場所は、文字コマンドのコントロールバーの左端のボタンです。

範囲選択で選んだ文字を、属性変更でまとめて書込み文字種の大きさと色に変えます。

ここでは、「寝室」「6畳」「寝室」「納戸」の4つの文字を選び、文字種5 に変えます。

書込み文字種を文字種5にする

左のツールバーの文字で文字コマンドにし、書込み文字種のボタンから開く「書込み文字種変更」の窓で、文字種[ 5]を押します。

ボタンの表記が[ 5] W=5 H=5 D=0.5 (3)に変わります。W は幅、H は高さ、D は字と字の間隔、( ) の中は色の番号です。

範囲選択で文字を囲む

メニューバーの編集から範囲選択を選び、変えたい文字を囲みます。囲む枠の始点を左クリックし、終点を右クリックします。

終点を右クリックするのは、枠の中の文字も選ぶためです。終点を左クリックすると、文字は選ばれません。

属性変更を押す

コントロールバーの属性変更を押します。属性変更の窓が開きます。

書込文字種類に変更にチェックを入れる

窓の書込 【文字種類】 に変更にチェックを入れます。

書込文字種類に変更
属性変更の窓の書込 【文字種類】 に変更(赤い枠)

チェックを入れると、「書込み文字種変更」の窓が開きます。この窓では文字種[ 5]が選ばれているので、窓の上のOKを押してください。

書込み文字種変更のOK
「書込み文字種変更」の窓。文字種[ 5]が選ばれていて、上のOK(赤い枠)を押す

属性変更の窓の上のOKを押す

属性変更の窓に戻るので、窓のいちばん上のOKを押します。いちばん下のOKはキャンセルと同じ働きで、押しても文字は変わりません。

属性変更のOK
属性変更の窓のいちばん上のOK(赤い枠)

これで、選んだ4つの文字が、文字種5 の大きさと色に変わりました。文字は大きくなっても置いた位置のままなので、隣の文字と重なるときは、文字コマンドで移動して離します。

文字種5に変わった
文字種5 に変わった4つの文字。画面では文字種5 の色の緑に見える。大きくなった「寝室」と「6畳」が重なっている

属性変更で変わるのは、選んだ文字だけです。

文字種5 の大きさそのものを変えると、図面にある文字種5 の文字が全部変わります。その方法は「Jw_cadの文字種の設定」(準備中)で解説します。

属性変更の窓で文字にかかわる項目は、ほかにフォント変更・横字に変更・縦字に変更・文字色変更・基点変更の5つです。窓の全部の項目は「Jw_cadの属性変更」(準備中)で解説します。

文字がうまく編集できないとき

図形がありません
表示のみのレイヤの文字を左クリックしたときに、作図ウィンドウに出た「図形がありません」

文字を編集するときによく起きる症状は、次の2つです。

  • 文字を選べない
  • 書き換えたら別の場所に移った

文字を選べない

文字をクリックしても「図形がありません」と出て選べないときは、その文字のレイヤが表示のみ(グレー表示)になっていないかを見ます。表示のみのレイヤの文字は、文字コマンドで選べません。

そのレイヤを、書き込みや編集ができる表示の状態に戻してから、選び直してください。レイヤの状態の切り替え方は「Jw_cadのレイヤ操作|表示・切替・書込・プロテクト」で解説しています。

書き換えたら別の場所に移った

書き換えたあと、2回目のEnterの代わりにクリックしたのが原因です。クリックした所へ、文字が移っています。

メニューバーの編集から戻るを選んで元に戻します。

そのあと文字を左クリックで選び直し、打ち直してEnterを2回押してください。

書き直さずに、文字コマンドのまま左クリックで書き換えよう

連結した部屋
書き換え・移動・複写・連結をした部屋の文字

この記事で解説したことは、次の6つです。

  • 左クリックで選び、入力欄を打ち直して Enter を2回押すと、元の位置で書き換わる
  • 左クリックで選んで移動先をクリックすると、文字が動く
  • 右クリックで選んで複写先をクリックすると、文字が写る
  • 「連」で、つなぐ先とつなぐ文字を順に左クリックすると、2つの文字がつながる(連結)
  • 「連」で、分けたい所を右クリックすると、1つの文字が2つに分かれる(切断)
  • 範囲選択で選んだ文字を、属性変更でまとめて書込み文字種の大きさに変える

まずは書いた室名を1つ左クリックし、別の室名に書き換えてみてください。

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この記事について

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