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ComfyUI

ComfyUIを動かす場所|自分のPC・Comfy Cloud・クラウドGPU

編集部 読了 約8分

*2026年9月27日に確認した内容です。ComfyUI の公式ドキュメント(トップ・システム要件・Comfy Desktop 概要ほか)と公式リポジトリの README によります(ComfyUI v0.37・Comfy Desktop v1.1 の時点)。Comfy Desktop の画面は、編集部の PC に入れた v1.1.3 で撮りました。

ComfyUI を動かす場所は、自分の PC とクラウドに分かれます。自分の PC には、公式ドキュメントの入れ方の一覧に、Comfy Desktop(ComfyUI を入れて管理する公式のアプリ)・ポータブル版(Python ごと1つのフォルダに入った Windows 向けの ComfyUI)・手動インストールの3つがあります。クラウドには、ComfyUI の開発元が運営する Comfy Cloud と、自分で借りる GPU があります。Google Colab で動かすには、有料のプランが要ります。

ComfyUIを動かす場所は自分のPCとクラウドに分かれる

公式ドキュメントのトップは、ComfyUI を、自分の PC(ローカルのデバイス)で動かせるオープンソースのソフトとしています。公式リポジトリの README の「Get Started」は、動かし方を Local(自分の PC)と Cloud(クラウド)に分けています。

動かす場所を並べると、次のようになります。

ComfyUI を動かす場所。自分の PC の3つの入れ方と、クラウドの3つの場所
ComfyUI を動かす場所を、自分の PC(左)とクラウド(右)に分けたもの。出典:公式ドキュメント・README・Google Colab のよくある質問をもとに編集部が作成

Comfy Desktop(ComfyUI を入れて管理する公式のアプリ)も、初めて起動すると、最初に Cloud と Local のどちらで動かすかを聞いてきます。画面には「How do you want to run Comfy?」(Comfy をどう動かしますか)と出て、あとで切り替えられると書かれています。

Comfy Desktop を初めて起動したときの画面。Cloud と Local を選ぶ
Comfy Desktop v1.1.3 を初めて起動したときの画面。左が Cloud(Comfy Cloud)、右が Local(自分の PC)。下の3つの印のうち、匿名の利用データの送信とベータ機能には最初から印が付いている。利用規約への同意に印を付けて Continue を押す(2026年9月27日・編集部の PC)

画面の2つの選択肢の説明は、次のとおりです(訳は編集部)。

選択肢画面の説明の訳
Cloud性能が高く、すぐに使える。強力な GPU と人気のカスタムノード(あとから足す機能)を、どこでも使いたい多くの人に向く
Local自分の機材で、すべてを自分で決める。版・カスタムノード・オフラインのワークフロー(ノードをつないだ処理の流れ)を細かく決めたい人に向く

自分のPCに入れる方法は3つある

自分の PC には、公式ドキュメントの入れ方の一覧では、Comfy Desktop・ポータブル版・手動インストールの3つの入れ方があります。ComfyUI は Python で動くので、入れ方によって Python を自分で用意するかどうかが違います。公式の資料は、それぞれを次のように書いています。

入れ方Python の用意公式の説明
Comfy Desktopアプリが入れるREADME は、新しい利用者にいちばん簡単でよい入れ方としている。Desktop の FAQ は、ポータブル版・手動・Comfy Cloud と並べたうえで、多くの人に Desktop を勧めている。既定で安定版の ComfyUI を入れる
ポータブル版同梱最新の開発版(公式リポジトリに入ったいちばん新しい変更)を使え、フォルダごと持ち運べる。README は、ふつうの利用者には勧めない
手動インストール自分で用意するサーバーに入れるときの標準の入れ方(公式ドキュメント)

このほか、コマンドで入れる Comfy CLI もあります(README・公式ドキュメント)。Comfy CLI は、「Comfy CLI|コマンドでの導入と実行」の記事で解説します。

Comfy Desktop は、入れたあとの画面(ダッシュボード)で、ComfyUI のインスタンス(版・カスタムノード・設定を別々に持つ1つの ComfyUI)をカードで管理します。編集部の PC では、まだ自分の PC のインスタンスを入れていないので、新しく作る New Instance と、Comfy Cloud のカードだけが並んでいます。

Comfy Desktop のダッシュボード。New Instance と Comfy Cloud のカード
Comfy Desktop のダッシュボードのカードの並び。左の New Instance から自分の PC に ComfyUI を入れ、右の Comfy Cloud のカードから公式のクラウドにつなぐ(v1.1.3・編集部の PC)

それぞれの入れ方の手順は、「Comfy Desktopのインストール|Windows・macOS・Linux」「ComfyUI ポータブル版|Windows」「ComfyUIの手動インストール|Windows・macOS・Linux」の記事で解説しています。入れ方ごとに対応する OS と GPU は、「ComfyUIの動作環境|GPU・VRAM・OS」の記事で解説しています。

ComfyUI には、公式の Docker のイメージはありません。コンテナで動かすときの注意は、「ComfyUIをクラウドGPUで動かす方法|セルフホスト」で解説しています。

自分のPCで動くかはOSとGPUで決まる

ComfyUI が対応する OS は Windows・macOS(Apple Silicon)・Linux、GPU は NVIDIA・AMD・Intel・Apple Silicon です。GPU が無くても CPU で動きますが、遅くなります。

GPU ごとに使える入れ方と、VRAM(GPU に載っているメモリ)・メモリ・ディスクの目安は、「ComfyUIの動作環境|GPU・VRAM・OS」で解説しています。

Comfy Cloudは公式の有料のクラウド

Comfy Cloud は、ComfyUI の開発元が運営する、公式の有料のクラウドです。README は、手元の機材にお金をかけられない人のための公式の版としています。公式ドキュメントの「AI画像生成の始め方」のページも、自分の PC に何も入れたくない人には Comfy Cloud を案内しています。

Comfy Desktop のダッシュボードにも、Comfy Cloud のカードがあります(「自分のPCに入れる方法は3つある」の節の画像の右)。料金と無料で使える範囲は変わることがあるので、この記事では扱いません。Comfy Cloud の中身と始め方は、「Comfy Cloudの始め方|Comfy Cloudでできること」の記事で解説します。

クラウドのGPUを借りて自分で動かす方法もある

公式ドキュメントは、ComfyUI を自分で動かすことをセルフホストと呼び、その場所の1つとして、クラウドの GPU を借りて ComfyUI を入れる方法を挙げています。GPU を持っていなければ、GPU を借りて動かせます。公式ドキュメントは、コミュニティでよく使われる借り先として Runpod と Vast.ai を挙げ、コミュニティが作ったテンプレートから始める方法を案内しています。

手順と注意は、「ComfyUIをクラウドGPUで動かす方法|セルフホスト」で解説しています。

Google Colabで動かすには有料のプランが要る

Google Colab(ブラウザで Python を動かせる Google のサービス)のよくある質問は、コンピューティング ユニットの残高が無い無料の利用者に、Colab のノートブック(コードを書いて実行する画面)を通さず、主に別の Web UI(ブラウザで操作する画面)で使うことを禁じています。ComfyUI はブラウザの Web UI で操作するので、Colab で使うには、有料のプランとコンピューティング ユニットの残高が要ります。

条件と制限は、「ComfyUIをGoogle Colabで動かす方法|有料プランが要ること」で解説しています。

公式の資料が向くとする動かす場所

公式の資料と Comfy Desktop の画面の説明が、どんなときにどこが向くとしているかを並べると、次のとおりです。

こうしたいとき向くとされる場所(出どころ)
入れる手間をかけず、すぐに使いたいComfy Cloud(Comfy Desktop の最初の画面の説明「Instant setup」)
自分の PC で、まず簡単に始めたいComfy Desktop(README「新しい利用者にいちばん簡単」)
版・カスタムノードを細かく決め、オフラインでも使いたい自分の PC(Comfy Desktop の最初の画面の説明「Full control」)
最新の開発版(公式リポジトリに入ったいちばん新しい変更)を使いたいポータブル版・手動インストール、または Comfy Desktop の更新のチャンネルを Latest on GitHub にする(公式ドキュメントの入れ方の一覧)
サーバーで動かしたい手動インストール(公式ドキュメント「サーバーの標準」)
GPU を持っていない借りた GPU(セルフホスト。公式ドキュメント「GPU を持っていなければ借りて動かせる」)か、Comfy Cloud(README)

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この記事について

PERSC編集部が、建築の制作に関わる知識を実務目線で整理しています。内容は公開・更新日時点の情報にもとづきます。誤りや古い情報にお気づきの場合はお問い合わせよりご連絡ください。

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