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ComfyUIのEmbeddingの使い方|テキスト反転

編集部 読了 約4分

*2026年9月29日に確認した内容です。ComfyUI の公式ドキュメントの組み込みのノードの説明「CLIP Text Encode」によります。画面と画像は、編集部の PC(Windows 11・NVIDIA GeForce RTX 4060)のポータブル版(Python ごと1つのフォルダに入った Windows 向けの ComfyUI。ComfyUI v0.37.0・フロントエンド 1.52.7・画面の表示は日本語)で作りました。

Embedding(テキスト反転)は、プロンプトの中で語の代わりに呼び出す、学習済みの小さなデータです。ComfyUI では、Embedding のファイルを ComfyUI/models/embeddings のフォルダに置き、CLIP Text Encode のプロンプトに embedding:名前 と書いて使います。Embedding は、作られたモデルの種類(SD1.5 など)に合うものを使います。

Embeddingは語の代わりに使う学習済みのデータ

公式ドキュメントでは、Embedding(埋め込みモデル)を、決まった絵柄や効果を加えるためのものとしています。Embedding は、CLIP Text Encode のノードの中で呼び出します。CLIP Text Encode は、プロンプトの文を CLIP(文をモデルが扱える形に変えるテキストエンコーダ)で条件付け(モデルに作りたいものを伝えるデータ)に変えるノードです。

公式ドキュメントによると、使えるファイルの形式は .safetensors・.pt・.bin です。

この記事では、公式ドキュメントが例に挙げている EasyNegative を使いました。編集部は、モデルの配布サイト Civitai の EasyNegative のページから、SD1.5 用のファイル(easynegative.safetensors・24,655 バイト)を入れました。Civitai のページでは、作った画像の商用利用が許されています。

Embeddingのファイルを置く

Embedding のファイルは、ComfyUI のフォルダの中の ComfyUI/models/embeddings に置きます。ポータブル版では、ComfyUI_windows_portable\ComfyUI\models\embeddings です。

モデルのフォルダの一覧は、「ComfyUIのモデルの種類とフォルダ|checkpoints・diffusion_models・text_encoders・vae・loras」の記事で解説しています。

プロンプトで呼び出す

公式ドキュメントによると、Embedding は、プロンプトの中に embedding:モデルの名前 と書いて呼び出します。たとえば、ComfyUI/models/embeddings のフォルダに EasyNegative.pt があるときは、次のように書きます。

worst quality, embedding:EasyNegative, bad quality

EasyNegative は、Civitai のページで、ネガティブのプロンプト(画像に入れたくないものを書くプロンプト)に書いて使うとされている Embedding です。編集部は、ネガティブのプロンプトを「text, watermark, embedding:easynegative」にしました。

CLIPテキストエンコード(プロンプト)のノード。テキストの欄にtext, watermark, embedding:easynegativeと書かれている
ネガティブにつなぐ CLIP Text Encode に、embedding:easynegative を書いたところ(v0.37.0・フロントエンド 1.52.7)

SD1.5 のモデルで、ネガティブのプロンプトに EasyNegative を書いたときと書かないときを比べました。ポジティブは「a modern living room interior, large windows, natural light, wooden floor, sofa」、ほかはシード 42・ステップ 20・CFG 7.0・euler・normal・512×512 です。

EasyNegativeなしと、ネガティブにembedding:easynegativeを書いたものの2枚。構図とソファの形が変わる
ネガティブのプロンプトに embedding:easynegative を足しただけで、ほかは同じ(v0.37.0)

編集部の試しでは、EasyNegative を書くと、窓の並びやソファの形など、構図から変わりました。

Civitai のページでは、EasyNegative の強さを好みで調整するよう書かれています。語の重みの付け方は、「ComfyUIのプロンプトと重み|CLIP Text Encode・語の強さ」の記事で解説しています。

モデルとの組み合わせ

公式ドキュメントは、Embedding を使うときは、ファイルの名前が合っていることと、モデルの種類(アーキテクチャ)に合うことを確かめるよう注意しています。たとえば、SD1.5 用に作られた Embedding は、SDXL のモデルでは正しく動きません。

編集部が使った EasyNegative は、Civitai のページで、元のモデルが SD 1.5 と書かれています。

Embedding の考え方は、「Embedding|テキスト反転で言葉を覚えさせる仕組み」の記事で解説します。

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この記事について

PERSC編集部が、建築の制作に関わる知識を実務目線で整理しています。内容は公開・更新日時点の情報にもとづきます。誤りや古い情報にお気づきの場合はお問い合わせよりご連絡ください。

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