1. Blenderのアドオンの追加|エクステンションを入手・ディスクからインストール

Blender

Blenderのアドオンの追加|エクステンションを入手・ディスクからインストール

編集部 読了 約12分

  • アドオンの入れ方を知りたい
  • zipのアドオンをインストールしたい
  • インストールしたアドオンが出てこない

Blender(ブレンダー)にアドオンを入れると、最初は無い機能を使えるようになります。たとえば5.2には図面のDXFファイルを読み込む機能がありませんが、アドオンを入れると読み込めます。

しかし、Blenderの4.2というバージョンからアドオンの配られ方が変わり、Blenderの中で探して入れる方法と、zipのファイルから入れる方法の2つになりました。

どちらで入れるのか、入れたあとどこに出るのかで迷いやすいのが困りどころです。

この記事では、アドオンをBlenderの中で探して入れる手順と、zipのファイルから入れる手順を解説します。入れたアドオンを無効にする・削除する手順と、出てこないときの手当ても分かります。

画面:Blender 5.2.2 LTS(日本語の表示)・Windows 11

始める前に

アドオンの欄
プリファレンスのアドオンの欄(左の赤い枠)と、最初から入っているアドオンの一覧

この記事の手順で使うものは、次の2つです。どちらの入れ方でも、Blenderを起動し直す必要はありません。

  • インターネットにつながったパソコン(Blenderの中で探して入れるとき)
  • アドオンのzipのファイル(配った人からzipをもらったとき)

手順はどれも、プリファレンス(編集→プリファレンス…で開く設定の画面)の中で進めます。

アドオンとは

アドオンの種類
アドオンの欄の各行に付く、アドオンの種類を表すアイコン(赤い枠)

アドオンは、Blenderの機能を広げるために足すプログラムです。

4.2からは、多くのアドオンがエクステンション(Blenderの中で探して入れられる形で配られるアドオンやテーマ)として配られています。

エクステンションでない古い作り方のアドオンは、レガシーのアドオンと呼ばれます。種類の見分けには、アドオンの欄の各行に付くアイコンを使いましょう。

アイコン種類
Blenderの印最初からBlenderに入っているアドオン
人の形エクステンションとして入れたアドオン
フォルダレガシーのアドオン

「エクステンションを入手」で入れる

dxfで探した一覧
エクステンションを入手の欄で「dxf」と探したところ。並んだアドオンとインストールのボタン

エクステンションとして配られているアドオンは、プリファレンスのエクステンションを入手の欄で探して入れます。

ここでは、DXFを読み込むアドオン(Import AutoCAD DXF Format (.dxf))を入れてみましょう。手順は、次の4つです。

  1. エクステンションを入手の欄を押す
  2. オンラインアクセスを許可を押す
  3. 検索の欄にアドオンの名前か機能の語を打つ
  4. インストールを押す

「エクステンションを入手」の欄を押す

プリファレンスの欄が並ぶ一覧のエクステンションを入手を押します。

オンラインアクセスを許可
初めて開いたときに出る、オンラインアクセスを許可(赤い枠)

インターネットにつなぐ許可を求める枠が出ました。最初の設定では、Blenderはインターネットにつながりません。

「オンラインアクセスを許可」を押す

枠のオンラインアクセスを許可を押します。

エクステンションの一覧が読み込まれました。

検索の欄にアドオンの名前か機能の語を打つ

一覧の上の検索の欄を押し、「dxf」と打ちます。

dxfで探した一覧
「dxf」と打った検索の欄(上の赤い枠)と、見つかったアドオン(下の赤い枠)

dxfに関わるアドオンが4つ並びました。Section Toolboxのように、名前に「dxf」が無いアドオンも並びます。

「インストール」を押す

Import AutoCAD DXF Format (.dxf)の行のインストールを押します。

インストール済み
インストール済みに移ったImport AutoCAD DXF Format (.dxf)(赤い枠)

アドオンが一覧のインストール済みに移りました。

これで、アドオンを入れられました。アドオンの欄を押すと、入れたアドオンがチェックの入った状態(有効)で並んでいます。

DXFの読み込み方は、BlenderのDXFの読み込みを見てください。

zipのアドオンをディスクからインストールする

ディスクからインストールのメニュー
アドオンの欄の∨のボタン(上の赤い枠)と、開いたメニューのディスクからインストール…(下の赤い枠)

配った人のサイトなどからzipのファイルでもらったアドオンは、ディスクからインストール…で入れます。ディスク(パソコンの中)にあるファイルから入れる、という意味の名前です。

アドオンはPythonで書かれたプログラムで、Blenderはその働きを制限しません。作った人や配り元を知っていて、信頼できるzipだけを入れてください。

zipの中身がエクステンションでもレガシーのアドオンでも、同じ手順で入れられます。手順は、次の3つです。

  1. ∨のボタン→ディスクからインストール…を押す
  2. zipのファイルを選ぶ
  3. ディスクからインストールのボタンを押す

∨のボタン→「ディスクからインストール...」を押す

アドオンの欄を押し、検索の欄と同じ段の∨のボタンを押します。開いたメニューのディスクからインストール…を押します。

ディスクからインストールのメニュー
ディスクからインストール…(下の赤い枠)

ファイルを選ぶ画面が開きました。

zipのファイルを選ぶ

zipのファイルのあるフォルダを開き、zipのファイルを押して選びます。zipは展開しないで、そのまま選びます。

zipを選ぶ
選んだzipのファイル(上の赤い枠)と、ディスクからインストールのボタン(下の赤い枠)

zipのファイルが青くなり、画面の下の欄にファイルの名前が入りました。画面の右のインストール後有効化などの設定は最初のままでよく、旧アドオンも開かなくてかまいません。

「ディスクからインストール」のボタンを押す

画面のディスクからインストールのボタンを押します。

zipのアドオン
アドオンの欄に並んだ、zipから入れたアドオン(赤い枠)。検索の欄に名前が入っている

画面が閉じ、入れたアドオンがチェックの入った状態で並びました。アドオンの欄の検索の欄に、入れたアドオンの名前が自動で入っています。

ステータスバー(Blenderの窓の一番下の行)にも、「インストールしました」と出ました。

インストールしました
ステータスバーに出た「〜にインストールしました」(赤い枠)

これで、zipのアドオンを入れられました。ほかのアドオンを一覧に戻すときは、検索の欄の文字を消してください。

アドオンを無効にする・削除する

アンインストールのボタン
zipで入れたレガシーのアドオンの中を開いたところ。アンインストールのボタン(赤い枠)

使わなくなったアドオンは、無効にするか削除します。削除は元に戻せないので、しばらく使わないだけなら無効にしてください。

削除する場所は、アドオンの欄の行のアイコンで決まります。人の形ならエクステンション、フォルダならレガシーのアドオンです。

無効にする・削除するやり方は、次の3つです。

  • アドオンを無効にする
  • エクステンション(人の形のアイコン)を削除する
  • レガシーのアドオン(フォルダのアイコン)を削除する

アドオンを無効にする

アドオンの欄で、アドオンの行の頭のチェックを押して外します。チェックが外れると、アドオンは無効になります。

もう一度チェックを入れれば、また使えるようになるのが、削除との違いです。

エクステンション(人の形のアイコン)を削除する

エクステンションを入手の欄で、インストール済みのアドオンの行の∨のボタンを押し、アンインストールを押します。

項目のメニュー
インストール済みのアドオンの∨のボタンで開いたメニュー。アンインストール(赤い枠)

公式マニュアルでは、入れたエクステンションはこの操作で削除でき、元に戻せないとされています。

レガシーのアドオン(フォルダのアイコン)を削除する

レガシーのアドオンを削除するのは、アドオンの欄です。

アドオンの中を開く

アドオンの欄で、アドオンの名前の前の矢印を押します。

アンインストールのボタン
開いたアドオンのアンインストールのボタン(赤い枠)

アドオンの説明と、アンインストールのボタンが出ました。

「アンインストール」→「OK」を押す

アンインストールを押すと、「アドオンを削除」と確かめる画面が出ます。OKを押します。

削除の確認
「アドオンを削除」の確かめの画面のOK(赤い枠)

アドオンがアドオンの欄から消えました。

これで、レガシーのアドオンを削除できました。

アドオンが出てこないとき

検索の欄に残った文字
アドオンを削除したあとも、検索の欄に名前が残り(赤い枠)、一覧が空に見えるアドオンの欄

アドオンが出てこないときの症状は、次の3つです。

  • 「エクステンションを入手」で探しても出てこない
  • 入れたアドオンが「アドオン」の欄に出てこない
  • 有効にしたのに、機能がどこにも出てこない

「エクステンションを入手」で探しても出てこない

オンラインアクセスを許可を押していないと、一覧が読み込まれず、探しても出てきません。許可を求める枠でオフライン継続を押したときは、システムの欄のネットワークで許可に切り替えます。

許可していても出ないときは、検索の欄と同じ段の種類の欄を見てください。最初はアドオンで、画面の色を変えるテーマはテーマ、両方ならすべてで探せます。

入れたアドオンが「アドオン」の欄に出てこない

アドオンの欄の検索の欄に文字が残っていると、その文字に合うアドオンしか並びません。zipから入れた直後は、入れたアドオンの名前が自動で入っています。

ほかのアドオンを見たいときは、検索の欄の×を押して文字を消してください。有効のみにチェックが入っているときも、無効のアドオンは並ばないので、チェックを外します。

有効にしたのに、機能がどこにも出てこない

アドオンの機能が出る場所は、アドオンごとに違います。アドオンの欄で名前の前の矢印を押すと説明が出るので、使う場所を確かめてください。

説明を見ても見つからないときは、プリファレンスの窓を閉じ、Blenderの窓のウィンドウ→システムコンソール切り替えで開く黒い窓に、エラーが出ていないかを見ます。

エラーが出ていたら、アドオンを配った人のページで、使えるBlenderのバージョンを確かめてください。

アドオンを入れて、Blenderの機能を広げよう

インストール済み
インストール済みに入ったアドオン

アドオンは、Blenderに機能を足すプログラムです。この記事で解説したことは、次の5つです。

  • アドオンとは:4.2からは、多くがエクステンションとして配られる。古い作り方はレガシーのアドオン
  • エクステンションを入手で入れる:オンラインアクセスを許可して、探してインストール
  • zipから入れる:アドオンの欄の∨のボタン→ディスクからインストール…でzipを選ぶ
  • 無効にする・削除する:チェックを外す。削除はアンインストールで、元に戻せない
  • 出てこないとき:オンラインの許可・検索の欄の文字・機能の出る場所を見る

まずはエクステンションを入手で、DXFを読み込むアドオンを入れてみてください。

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この記事について

PERSC編集部が、建築の制作に関わる知識を実務目線で整理しています。内容は公開・更新日時点の情報にもとづきます。誤りや古い情報にお気づきの場合はお問い合わせよりご連絡ください。