
建築3DCGパースに使う図面と資料|平面図・立面図・仕上表・敷地の写真
- 建築パースを作るには、どんな図面が要るの?
- 平面図や立面図から、パースのために何を読み取ればよいか分からない
- パースを作る前や頼む前に、そろえる資料を知りたい
3DCGのパースでは、図面の寸法をもとに建物の形を作ります。しかし、どの図面から何を読み取るのかが分からなければ、作り始めるところで手が止まってしまうでしょう。
この記事では、建築3DCGパースを作るときに使う図面と資料を、形・室内・素材と照明・周りに分けて解説します。読むと分かるのは、作るパースに合わせて、どの図面と資料をそろえればよいかです。
建築パースにほぼ必ず要る3つの図面と、足す資料

パースの制作会社が、依頼を受けるときに求める資料を見ると、平面図はどの会社も挙げ、立面図と配置図もほとんどの会社が挙げています。この3つに、作るパースに合わせて、ほかの図面と資料を足します。
図面と資料ごとに、パースのために読むことを並べると、次の表のとおりです。
| 図面と資料 | パースのために読むこと |
|---|---|
| 平面図 | 間取り・壁・窓や扉の位置と寸法 |
| 立面図 | 外観の高さ・屋根の形・窓の高さ |
| 断面図 | 天井の高さ・段差・吹き抜け |
| 展開図 | 室内の壁の面の作り |
| 天井伏図 | 天井の面の作り |
| 仕上表 | 素材と色 |
| 家具の資料 | 製品名・品番 |
| 配灯図・器具表・照明計画 | 照明の器具と計画 |
| 配置図・外構図 | 敷地の中の建物の位置・方位・駐車場・植栽 |
| 敷地の写真 | 隣の家・道路・街並みとの関係 |
ほぼ必ず要る3つは、外観のパースでも内観のパースでも、そろえる図面として挙げられています。
形を読む図面

建物の形は、主に平面図・立面図・断面図からつかみます。形を読む図面は、次の3つです。
- 平面図:間取りと寸法
- 立面図:外観の高さ
- 断面図:室内の高さ
平面図
平面図からは、間取りと、壁・窓・扉の位置や寸法を読み取ります。
立面図
立面図には、外観の高さと屋根の形、窓の高さが表れます。平面図では分からない高さを読むための図面です。
断面図
断面図は、建物を垂直に切ったと考えて、その断面を表した図です。天井の高さや段差、吹き抜けが、断面図で分かります。
室内を読む図面

展開図は、部屋ごとに、壁の面の作りや、家具・設備の並びを書いた図面です。内観のパースでは、この展開図も求められます。
天井伏図(天井の面の作りを書いた図面)を、あわせて求める会社もあります。
素材・家具・照明を読む資料

床や壁、外壁の素材と色が分かるのは、仕上表です。仕上表だけで分からない所は、メーカーの品番やカタログで補います。
家具で役に立つのは、製品名や品番、商品のページです。パースの中で、同じ物を作りやすくなるからです。
照明の資料として挙がるのは、配灯図や器具表、照明計画。内観や夜景のパースで、これらを勧める会社もあります。
敷地と周りを読む資料

配置図や外構図で分かるのは、敷地の中の建物の位置と方位、駐車場や植栽などの外構です。
敷地や周りを撮った写真は、外観のパースで隣の家や道路、街並みとの関係を見せたり、背景に合成したりするのに使います。
作るパースに合わせて図面と資料をそろえよう

この記事で解説した図面と資料は、次の4つのまとまりです。
- 形を読む図面:平面図・立面図・断面図
- 室内を読む図面:展開図・天井伏図
- 素材・家具・照明を読む資料:仕上表・家具の資料・配灯図・器具表・照明計画
- 敷地と周りを読む資料:配置図・外構図・敷地の写真
平面図・立面図・配置図の3つは、どちらのパースでもそろえます。そのうえで、外観なら周りの写真、内観なら展開図・仕上げ・家具の資料が鍵になると挙げる会社もあります。
作るパースが外観か内観かを決めてから、資料をそろえてみてください。
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