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Jw_cadの多角形|正多角形と任意多角形

編集部 読了 約7分

  • Jw_cadで、六角形などの正多角形を描くには?
  • 三角形がうまく描けない…
  • 多角形の書き方を知りたい

2次元CADのJw_cad(ジェイダブリューキャド)で六角形や三角形を描くには、多角形コマンドを使います。頂点を順にクリックする自由な形の多角形も、同じコマンドで描けます。

ただし、正多角形の寸法の決め方は、中心から頂点まで・中心から辺まで・辺の長さの3通りです。どれを選んだかで、同じ寸法を入れても描かれる大きさが違ってきます。

この記事で解説するのは、正多角形と任意の多角形を描く手順です。角でつながる2本の線を描く2辺の使い方も分かります。

画面:Jw_cad Version 10.03.6(Windows 11)

多角形とは

正六角形
寸法 5000・角数 6 で描いた正六角形(赤い枠)。ほかの図形は、ほかの記事で描いたもの

多角形コマンドは、角数と寸法を決めた正多角形と、頂点を順にクリックする任意の多角形を描くコマンドです。コントロールバーの2辺を使うと、角でつながる2本の線も描けます。

コマンドは、メニューバーの作図から多角形を選んで使います。寸法の単位は mm です。

正多角形を描く

多角形のコントロールバー
多角形のコントロールバー。2辺と寸法の決め方(左の赤い枠)、寸法・角数・底辺角度の欄(中の赤い枠)、任意(右の赤い枠)

正多角形は、寸法の決め方を選び、寸法と角数を入れてから、中心をクリックして描きます。初期の設定では中心→頂点指定が選ばれ、寸法は 1000、角数は 5 です。

寸法の決め方は、次の3つです。

  • 中心から頂点までの寸法で描く
  • 中心から辺までの寸法で描く
  • 辺の長さで描く

中心から頂点までの寸法で描く

中心→頂点指定では、多角形の中心から頂点までの長さを寸法に入れます。ここでは、寸法 5000 の正六角形を描きます。

寸法に5000、角数に6を入れる

多角形コマンドを選び、中心→頂点指定が選ばれているのを確かめます。寸法の欄に 5000、角数の欄に 6 を、半角で入れてください。

寸法5000と角数6
寸法に 5000、角数に 6 を入れた所(赤い枠)

中心をクリックする

マウスの位置に、赤い仮の正六角形が出ます。正六角形の中心にしたい所をクリックすると、正六角形が描かれます。

仮の正六角形
クリックする前の、赤い仮の正六角形

中心から辺までの寸法で描く

中心→辺指定を選ぶと、多角形の中心から辺までの長さが寸法になります。寸法と角数を入れて中心をクリックする手順は、中心→頂点指定と同じです。

同じ寸法 5000 でも、中心→辺指定では辺までが 5000 なので、中心→頂点指定より一回り大きな多角形になります。

辺の長さで描く

1辺の長さが決まっているときは、辺寸法指定を選んで、辺の長さを寸法に入れます。ここでは、1辺 8000 の正三角形を描いてみましょう。

辺寸法指定を選び、寸法に8000、角数に3を入れる

コントロールバーで辺寸法指定を選びます。寸法の欄に 8000、角数の欄に 3 を入れます。

辺寸法指定
辺寸法指定を選び、寸法に 8000、角数に 3 を入れた所(赤い枠)

中心をクリックして正三角形を描く

正三角形の中心にしたい所をクリックすると、1辺 8000 の正三角形が描かれます。

正三角形
1辺 8000 の正三角形(赤い枠)

どの決め方でも、底辺角度に角度を入れると多角形を傾けて描けます。寸法に 0 を入れたときは、1回目のクリックで描き始める位置を、2回目のクリックで大きさを決める流れです。

任意の多角形を描く

任意の多角形
5つの頂点をクリックして描いた、任意の五角形

任意の多角形は、頂点を順にクリックしてから、作図を押して描きます。任意は、辺の長さや角度がそろわない多角形を描くときに使います。

任意を押す

多角形のコントロールバーで任意を押します。コントロールバーの並びが、<<・作図・ソリッド図形などに替わります。

作図のボタン
任意を押したあとのコントロールバー。作図(赤い枠)

中を塗りつぶした多角形にするときは、ここでソリッド図形にチェックを入れてください。

頂点を順にクリックする

多角形の頂点を、順にクリックします。左クリックは任意の位置、右クリックは既にある点を読み取ります。

頂点をクリックした所
5つの頂点をクリックした所。赤い実線はクリックした頂点を結ぶ仮の辺、点線はまだ決まっていない仮の辺

作図を押す

頂点をすべてクリックしたら、作図を押します。最後の頂点と最初の頂点がつながり、多角形が描かれます。

2辺を描く

2辺
寸法 9000,6000 で描いた2辺。ほかの図形は、ほかの記事で描いたもの

2辺は、長さを決めた2本の線を、角でつなげて描く操作です。寸法の欄に、2本の長さをカンマで区切って入れます。

2辺を選び、寸法に9000,6000を入れる

多角形のコントロールバーで2辺を選び、寸法の欄に、半角で 9000,6000 と入れます。初期の設定の値は「1000 , 1000」です。

2辺のコントロールバー
2辺を選び、寸法に 9000,6000 を入れた所(赤い枠)

始点と終点をクリックする

始点と終点をクリックすると、赤い仮の2辺が出ます。

仮の2辺
始点と終点をクリックしたあとの、赤い仮の2辺

2辺を描く側をクリックする

ステータスバーに「作図する方向を指示してください」と出たら、2辺を描きたい側でクリックしてください。2辺が描かれます。

クリックする前に、始点と終点を結ぶ線の反対側へマウスを動かすと、仮の2辺が反転します。

角数と寸法を入れて、正多角形を描いてみよう

正六角形
寸法 5000・角数 6 で描いた正六角形(赤い枠)

この記事で解説したことは、次の4つです。

  • 正多角形は、寸法の決め方を選び、寸法と角数を入れてから中心をクリックする
  • 寸法の決め方は、中心から頂点まで・中心から辺まで・辺の長さの3つ
  • 任意の多角形は、任意を押して頂点を順にクリックし、作図を押す
  • 2辺は、2辺を選び、寸法に2本の長さをカンマで区切って入れる

六角形を描くときは、寸法の決め方を選び、寸法と角数の 6 を入れてから、中心をクリックしてみてください。

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この記事について

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