GeForceとRTX PRO|ゲーム向けとプロ向けのGPU
- CADには、プロ向けのGPUが要るの?
- GeForceとRTX PRO(前の名前はQuadro)は、何が違うの?
- ゲーム向けのGPUでも、CADや3DCGのソフトは動くの?
NVIDIAのGPUには、GeForceとRTX PRO(前の名前はQuadro)という2つの系統があります。CADの話では「プロ向けのGPUが要る」と聞くこともあります。
しかし、2つがどこで違うのかを知らないと、どちらが自分に要るのかは分かりません。
この記事では、GeForceとRTX PROの違いを解説します。CADや3DCGのソフトはゲーム向けのGPUでも動くことと、ソフトの会社が動作を認めることとの違いも分かります。
GeForceはNVIDIAのゲーム向けのGPU、RTX PROはNVIDIAのプロ向けのGPUで、RTX PROの前の名前はQuadroです。
GeForceとRTX PROとは

系統は、同じ目的で作られた製品のまとまりです。GeForceはゲーム向けに、RTX PROはプロ向けに作られています。
RTX PROがゲーム向けと違う所

RTX PROは、ゲーム向けのGeForceと比べて、VRAM(ビデオメモリ)などがプロ向けの作りになっています。
主な違いは、次の3つです。
- VRAMが大きい
- VRAMにECCが付く
- ドライバが業務のアプリ向け
VRAMが大きい
RTX PROは、VRAM(ビデオメモリ)が大きい系統です。VRAMは、GPUが使う専用のメモリを指します。
デスクトップ向けのRTX PRO BlackwellのVRAMは、16GBから96GBまであります(2026年10月時点)。
大きなシーンやテクスチャ(画像)を扱うほど、VRAMを多く使うので、VRAMが大きいほど足りなくなりにくいのが利点です。
VRAMにECCが付く
RTX PROのVRAMには、ECCが付きます。ECCは、データの誤りを見つけて直す仕組みです。
ドライバが業務のアプリ向け
RTX PROのドライバ(OSやソフトがGPUを使えるようにするためのソフト)は、業務のアプリに向けて作られています。
NVIDIAのドライバには、ゲーム向けのGame Readyのほかに、制作のアプリ向けのStudioもあります。
CAD・3DCGはゲーム向けでも動く

では、CADや3DCGにRTX PROが要るのでしょうか。ソフトは、ゲーム向けのGPUでも動きます。
ただし、ソフトの会社が「この機械なら動く」と認めた一覧(認定のリスト)に、プロ向けのGPUしか載っていないことがあります。
認定のリストに載っていないGPUは、ソフトの会社が「確実に動く」と認めていないGPUです。この認定の呼び名は、ISV認証です。
上の規模のBIMのソフトには、GeForceを認定のリストに載せていないものや、GeForceではインストールできないものもあります。
使うソフトの認定のリストを確かめよう

CADや3DCGのソフトはゲーム向けのGPUでも動き、RTX PROが要るかどうかは、使うソフトの動作環境と認定のリストを確かめると分かります。
RTX PROの主な違いは、次の3つでした。
- VRAMが大きい
- VRAMにECCが付く
- ドライバが業務のアプリ向け
使うソフトの動作環境と、ソフトの会社が認めたGPUの一覧を確かめてみてください。
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