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ComfyUIのNodes 2.0|新しいノードの表示

編集部 読了 約5分

*2026年9月28日に確認した内容です。ComfyUI の公式ドキュメント「Nodes 2.0」によります。画面は、編集部の PC(Windows 11)のポータブル版(Python ごと1つのフォルダに入った Windows 向けの ComfyUI。ComfyUI v0.37.0・フロントエンド 1.52.7・画面の表示は日本語)で撮りました。

Nodes 2.0 は、ComfyUI のノードの表示を、新しい仕組みに替える機能です。ノードは、ComfyUI の画面で「モデルを読み込む」「画像を作る」のような処理を1つずつ受け持つ四角い部品です。Nodes 2.0 は、画面の左上のメニューか設定の画面で切り替えられ、いつでも元の表示に戻せます。

Nodes 2.0はノードの表示を新しい仕組みに替えたもの

公式ドキュメントによると、Nodes 2.0 は、ノードの表示を LiteGraph.js(ComfyUI がキャンバスを描くのに使ってきた仕組み)の描画から、Vue(画面を作るための部品の仕組み)を使った表示へ移したものです。Comfy Desktop(ComfyUI を入れて管理する公式のアプリ)・ポータブル版・ComfyUI の安定版のリリースで使えます。

公式ドキュメントは、表示を替えた理由を、元の描画の仕組みでは小さな画面の変更にも時間がかかり、利用者の声に応えるのが遅くなっていたためとしています。新しい仕組みで、次の3つができるようになるとしています。

  • 画面の機能を早く足せる
  • 中身が変わるウィジェット(ノードの中で値を入れる欄)や、広げられるノードなどを作れる
  • これから足す道具や、表示のカスタマイズに対応しやすくなる

Nodes 2.0に切り替える・戻す

Nodes 2.0 は、画面の左上の ComfyUI のマークを押して開くメニューで切り替えます。メニューの「Nodes 2.0」の右にあるスイッチを押すと、Nodes 2.0 の表示になります。もう一度押すと、元の表示に戻ります。

ComfyUI のマークを押して開くメニュー。Nodes 2.0 にベータ版の札とスイッチがある
左上の ComfyUI のマークを押して開いたメニュー。「Nodes 2.0」には「ベータ版」の札と、切り替えのスイッチがある(v0.37.0・フロントエンド 1.52.7)

設定の画面でも切り替えられます。画面の左下の歯車(設定)を押すか Ctrl+,(カンマ)を押して設定の画面を開き、「Comfy」の分類の「Nodes 2.0」にある「モダンノードデザイン(Vueノード)」のスイッチを押します。メニューのスイッチと設定のスイッチは、同じ切り替えです。

設定の画面の Comfy の分類。いちばん上に Nodes 2.0 のモダンノードデザイン(Vueノード)のスイッチがある
設定の画面の「Comfy」の分類。いちばん上の「Nodes 2.0」の「モダンノードデザイン(Vueノード)」が、メニューのスイッチと同じ切り替え。スイッチを入れたところ

公式ドキュメントは、ComfyUI を起動したときに画面の上に出る案内(バナー)の「Try it out」からも試せるとしています。編集部の PC のポータブル版では、この案内は出ませんでした。

切り替えると変わるところ

Nodes 2.0 に切り替えると、ノードの中の欄の並びが変わります。編集部の PC で、公式の例の文章から画像を作るワークフロー(ノードをつないだ処理の流れ)を開き、Nodes 2.0 に切り替えると、次のように変わりました。

  • ノードの題の左の丸が、ノードをたたむための「∨」の印に替わる
  • 数の欄が、左に項目の名前、右に値を入れる欄と「−」「+」のボタンの並びに替わる
  • 選ぶ欄(サンプラー名・スケジューラなど)の左右の矢印(◀ ▶)が消え、左に欄の名前、右に値の欄が並ぶ
  • 「チェックポイントを読み込む」のノードに、「ckpt名」という欄の名前が出る
  • 文章を入れる欄に、「テキスト」という欄の名前が出る
  • 「Kサンプラー」のシードの欄の右に、矢印が交差した印のボタンが付き、「生成後の制御」の欄が見えなくなる
Nodes 2.0 に切り替えたあとのノード。欄の名前が左に、値と − + のボタンが右に並ぶ
Nodes 2.0 に切り替えたあとの、公式の例のワークフローの一部。「Kサンプラー」の欄は、左に名前、右に値と「−」のボタンが並ぶ(v0.37.0・フロントエンド 1.52.7)

編集部の PC では、切り替えてもノードのつながりとノードの中の値は変わらず、元の表示に戻すと、同じワークフローが元の見た目で出ました。

公式ドキュメントは、次のような操作で Nodes 2.0 を試すよう案内しています。

  • ノードを動かす・大きさを変える・選ぶ
  • ふだんのワークフローで、実行する・値を変える・カスタムノード(ほかの人が作って配っている、あとから足すノード)を使う
  • 大きなワークフローで、動きの速さを見る

今わかっている制限

公式ドキュメントは、Nodes 2.0 の今の制限を、次のように書いています。

領域今の状態
速さ元の表示と同じ速さを目指して調整している。場合によっては動きが違うことがある
互換性一部のカスタムノードは、Nodes 2.0 に対応するための更新が要ることがある
まれな使い方極端に拡大・縮小したときや、とても大きなワークフローで、表示が少し乱れることがある

元の表示(LiteGraph.js の描画)は今も使え、いつでも切り替えられます。Nodes 2.0 でカスタムノードがうまく表示されないときや、表示が乱れるときは、元の表示に戻して使います。

不具合を知らせる

Nodes 2.0 で不具合を見つけたときや、使い方の要望があるときは、公式ドキュメントが案内する次の場所に知らせます。

  • ComfyUI のヘルプセンター(support.comfy.org)
  • GitHub の ComfyUI_frontend のリポジトリ(ComfyUI の画面のソースコードの置き場所)の issues

公式ドキュメントは、知らせるときに、同じ不具合を起こす手順・画面の写真・PC の情報を添えるよう勧めています。問い合わせ先の全体は、「ComfyUIの公式ドキュメントとコミュニティ|調べ方と問い合わせ」の記事で解説しています。

ノードの入力・出力・ウィジェットの見方は「ComfyUIのノード|入力・出力・ウィジェット」の記事で、設定の画面のほかの項目は「ComfyUIの設定|Comfy設定・キャンバス・外観・拡張機能」の記事で解説しています。

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この記事について

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