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  1. 建築CAD・3DCGでつまずいたときの調べ方|エラーメッセージとバージョンの違い

建築CAD・3DCGでつまずいたときの調べ方|エラーメッセージとバージョンの違い

編集部 読了 約6分

  • エラーが出たら、何で調べればいい?
  • 解説と自分の画面が違って、先に進めない…
  • ソフトのことを質問できるサイトを知りたい

ソフトでエラーが出ると、すぐに誰かに聞きたくなるかもしれません。しかし、表示されたエラーメッセージで検索すると、答えが見つかることもあります。

この記事で解説するのは、エラーが出たときの調べ方と、解説サイトや動画と自分の画面が違うときの確かめ方です。AIに聞くときの注意と、公式の相談の場も分かります。

つまずいたときの最初の1歩は、エラーメッセージとソフトの版(バージョン)を書き留めることです。

調べる前に書き留める3つのこと

画面に注意の窓が出たソフトを見ながら、メモを書いている人
エラーが出たら、調べる前に画面に出たことをメモに書き留める

調べる前に書き留めることは、次の3つです。

  • 表示された文(エラーメッセージ)
  • 問題が起きる前にしていた操作
  • 使っているソフトの版

エラーメッセージは、自分で考えた原因に言い換えず、表示されたとおりに書き留めます。問題が起きる前の操作も、した順に書いておきます。

ソフトの版が出る場所は、ソフトの画面かパソコンの設定です。たとえばBlenderなら、画面の右下に版が出ます。

エラーが出たときの調べ方

ソフトの画面に出たエラーから、検索の結果へつながる様子
エラーが出たら、画面に出た文で検索して調べる

エラーが出たときの調べ方は、次の3つです。

  • エラーメッセージの文で検索する
  • 公式の情報を当たる
  • どんなときに起きるかを切り分ける

書き留めたエラーメッセージの文で検索すると、同じエラーで困った人の書き込みや、公式の説明が見つかることがあります。

公式の情報の中で、まず見たいのは、よくある質問や不具合をまとめたページです。同じことで困った人が多い問題は、ここに答えが載っていることがあります。

切り分けとは、条件を1つずつ変えて、どんなときに問題が起きるかを絞ることです。Vectorworksの公式のヘルプは、問い合わせの前に確かめることとして、次を挙げています。

  • 新しいファイルでも起きるか
  • ファイルの一部を新しいファイルに写しても起きるか
  • ほかのソフトを止めても起きるか
  • 動作環境を満たしているか、最新の修正(アップデータ)を入れているか

解説と画面が違うときはバージョンを確かめる

画面の違う2つのソフトの画面を見比べて、首をかしげている人
解説と自分の画面が違うときは、ソフトの版の違いを疑う

解説サイトや動画と自分の画面が違うときは、ソフトの版の違いを疑います。解説サイトや動画は、作ったときの版のままだからです。

たとえばBlenderで、2026年10月の時点で長く使うための版(LTS)として出ているのは、5.2 と 4.5 の2つです。どちらを使っているかで、画面やメニューが違うことがあります。

ソフトの提供元が出す動画も例外ではありません。Vectorworksの学習動画サイト「Vectorworks University」は、動画を収録したときの版で作っていると断っています。

版が違うと、機能や設定方法、名前が違う場合がある、と注意しています。そこでまず、解説に版が書かれていれば、それと自分の版を見比べてください。

版が違うときや、版が書かれていないときは、自分の版の公式マニュアルで、同じ機能を引いて確かめます。

AIに聞くときは公式の情報で確かめる

AIのチャットの画面と、公式の説明の画面を見比べている人
AIの答えは、公式の説明で確かめる

ChatGPTやClaudeのような、文章で答えるAIに聞いて調べるときは、答えを公式の情報で確かめます。AIの答えは、間違うことがあるためです。

GeminiやClaudeといったAIの提供元も、ヘルプで、答えが不正確になることがあると書いています。AIが不正確な情報を事実のように出すことは、ハルシネーションと呼ばれます。

そのため、AIの答えに出てきた操作やメニューの名前は、使っている版の公式マニュアルで引き直してください。

調べても分からなければ公式の相談の場で聞く

掲示板の書き込みを読みながら、メモを取っている人
公式の相談の場で聞く前に、同じことがもう聞かれていないかを読む

調べても分からないときは、ソフトごとの公式の相談の場で聞きます。書き込む前には、同じことがもう聞かれていないか、過去の書き込みを探しておきます。

主なソフトの公式の相談の場と、書き込むときの注意は、次の表のとおりです。

ソフト公式の相談の場注意
BlenderBlender Stack Exchange・Blender Artists(どちらも英語)、Blender.jp(日本語)公式のサポートのページが挙げる場
Jw_cad公式サイトの「相談室」(初心者の相談)と「情報交換室」同じ内容を両方に書き込まない。メールの問い合わせには原則として答えていない
Vectorworksユーザーフォーラムと、提供元のテクニカルサポートユーザー登録が済んでいないと、テクニカルサポートに質問を断られる場合がある

表のとおり、Blenderの公式が挙げる場の多くは英語です。Jw_cadの相談の場は、作者の公式サイトにあります。

エラーメッセージと版を書き留めてから調べよう

画面に注意の窓が出たソフトを見ながら、メモを書いている人
エラーが出たら、調べる前に画面に出たことをメモに書き留める

つまずいたときに調べやすくなるかどうかは、最初に書き留めたことで決まります。

この記事で解説したことは、次の4つです。

  • 調べる前に、エラーメッセージ・直前の操作・ソフトの版を書き留める
  • エラーメッセージで検索し、公式の情報を当たり、どんなときに起きるかを切り分ける
  • 解説サイトや動画と画面が違うときは、ソフトの版の違いを疑う
  • AIの答えは公式で確かめ、分からなければ公式の相談の場で聞く

まずは、今つまずいている所のエラーメッセージとソフトの版を、メモに書き出してみてください。

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この記事について

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