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  1. 建築CAD・3DCGの座学と実技|読んで知ることと、手を動かして身につけること

建築CAD・3DCGの座学と実技|読んで知ることと、手を動かして身につけること

編集部 読了 約5分

  • CADの勉強には、どんな知識が必要?
  • 本や動画で勉強しているのに、自分で作図できるようにならない…
  • 座学と実技の違いを知りたい

CAD(コンピューターで設計と製図をするソフト)や3DCG(コンピューターで立体を作り、画像にすること)は、本や動画でも学べます。

操作の説明を読んだり見たりすれば、使えるようになると思うかもしれません。

しかし、読む・見るだけでは身につかず、手を動かして描く・作る練習が要ります。

この記事で解説するのは、本や記事で知る座学と、手を動かして身につける実技の違いです。座学で知ることと、実技を進める3つの場も分かります。

座学は読んで知ること、実技は手を動かして身につけることです。

建築CAD・3DCGの座学と実技とは

机の左に開いた本と図面、右にCADの画面とペンタブレットが並んだ仕事場
左は読んで知るための本と図面、右は手を動かして作るためのパソコン。学ぶには両方を使う

この記事では、本や記事を読んで知ることを座学と呼びます。たとえば、建築の知識や製図の決まりを読んで知ることです。

ソフトを触り、線を引いたり形を作ったりして身につけることを、実技と呼びます。製図の決まりを本で読むのが座学なら、その決まりのとおりにCADで作図してみるのが実技です。

座学と実技の違い

本を読んで考える人と、パソコンで3DCGを作る人を左右に並べた絵
左は本で読んで知る座学、右はソフトを動かして身につける実技

座学と実技は、得るものが違います。座学で得るのは知識で、実技で身につけるのはソフトの操作です。

2つの違いを、得るもの・進め方・例で並べると、次の表のとおりです。

座学実技
得るもの製図の決まりと、建築と施工の知識ソフトの操作
進め方本や記事を読むソフトを触って描く・作る
例製図の決まりを本で読む練習図面をCADで写す

2つは、片方だけでは足りません。CADの操作を覚えただけでは作図できるようにならず、知識を本で得ただけでも、ソフトで描けるようにはならないためです。

表の「例」の行の練習図面は、練習の見本に使う図面です。練習図面をCADで写していく練習は、トレースと呼ばれます。

座学で知る製図の決まりと建築の知識

机に建築の本と図面を広げて読んでいる人
本や図面を読んで、製図の決まりや建築の知識を知る

座学で知ることは、次の2つです。

  • 製図の決まり
  • 建築と施工の知識

製図の決まり

製図の決まりには、たとえば、用紙のふちから図を描く枠までの余白の大きさや、表題欄を置く位置があります。

CADの操作を覚えても、この決まりを知らなければ、図面は決まりどおりに仕上がりません。

建築と施工の知識

図面を作図するには、建築と施工の知識も要ります。何を作図するかが分からなければ、正しい図面にならないためです。

CADは、図面を作図するための道具です。図面に描く建物と、その工事についての知識は、CADの操作とは別に得ておきます。

3DCGでパースを作るときの座学は、図面を読む力と建築の知識です。パースの側の座学は、「建築図面と3DCGパースの違い」の記事で解説する予定です。

実技を進める3つの場

講座で教わる人、1人でパソコンに向かう人、職場で模型を囲む人の3つの場面
左から、講座で教わる、自分で練習する、仕事の中で作る。実技はこの3つの場で進める

実技を進める場は、次の3つです。

  • 講座
  • 自分での練習
  • 実務

講座

講座のよいところは、分からない点を講師に聞いたり、作ったものを見てもらったりできることです。

自分での練習

自分で練習するなら、図面はトレース、3DCGは小さな作品づくりから始めます。トレースで写す練習図面は、インターネットで探すと手に入ります。

実務

実務は、仕事として建築にかかわり、その中で作図やパースづくりをすることです。編集部は、実務がいちばんの練習になると考えています。

仕事でCADや3DCGに触れる機会がないうちは、講座や自分での練習で手を動かしましょう。

読んで知ったことを、手を動かして確かめよう

机の左に開いた本と図面、右にCADの画面とペンタブレットが並んだ仕事場
左は読んで知るための本と図面、右は手を動かして作るためのパソコン。学ぶには両方を使う

座学で知識を得て、実技でソフトの操作を身につけると、作図や3DCGづくりに進めます。

この記事で解説したことは、次の4つです。

  • 座学で知るのは、製図の決まりと、建築と施工の知識
  • 実技で身につけるのは、ソフトの操作
  • 操作だけ、知識だけでは、作図できるようにはならない
  • 実技を進める場は、講座・自分での練習・実務

CADを入れたら、本で読んだ製図の決まりを1つ選び、そのとおりに線を引いて確かめてみてください。

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この記事について

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