1. Blenderのループ選択|辺ループ・リング・つながった部分の選び方

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Blenderのループ選択|辺ループ・リング・つながった部分の選び方

編集部 読了 約9分

  • 円柱や箱の一周の辺を、1本ずつクリックして選んでいる
  • 裏側の頂点まで、まとめて囲んで選びたい
  • 辺をクリックしても、1本しか選ばれない

ループ選択は、Alt キーを押しながら辺をクリックして、つながった一列の辺(辺ループ)をまとめて選ぶ操作です。円柱の縁のようにぐるりと回る辺なら、一周がまとめて選ばれます。

形を作る作業が、建築パースを作る流れのどこに入るかは、Blenderで建築パースを作るための全体像で解説しています。

画面:Blender 5.2.2 LTS(日本語の表示)

一列の辺をまとめて選ぶ方法(ループ選択)

辺ループは、Altキーを押しながら辺をクリックすると選べます。クリックした辺から、同じ向きにつながる辺がまとめて選ばれます。

グリッドを追加する

ファイルの新規の全般で新しいファイルを開きます。オブジェクトモードでShift+Aキーを押し、メッシュのグリッドを選んでください。

追加した直後のグリッドは1辺 2 m の平面で、10×10 の 100 枚の面に分かれています。

グリッドを右へ動かす

初めからある立方体と重ならないように、グリッドを右へ動かします。Gキー、Xキーの順に押し、3と打ってEnterキーを押してください。

Alt キーを押しながら辺をクリックする

Tabキーで編集モードにし、キーボードの上の段にある数字の2キーで辺の選択モードにします。続けてAlt+Aキーで、選択を外してください。

Altキーを押しながら、真ん中あたりにある X 軸の向きの辺をクリックします。X 軸の向きは、赤い線と同じ向きです。

グリッドの端から端まで、X 軸の向きの辺が 10 本選ばれます。

円柱の縁のように輪になった辺なら、一周がまとめて選ばれます。編集部で円柱を足し、上の縁の辺をAlt+クリックすると、縁の一周の 32 本が選ばれました。

別の辺ループを足すときは、Shift+Altキーを押しながらクリックしてください。

平行に並ぶ辺をまとめて選ぶ方法(辺リング選択)

平行に並ぶ辺(辺リング)は、Ctrl+Altキーを押しながら辺をクリックすると、まとめて選べます。

違いは向きで、ループ選択はクリックした辺の向きに沿って続く辺、辺リング選択はクリックした辺と直角の方向に並ぶ辺が対象です。

選択を外す

Alt+Aキーで、前の節で選んだ辺を外します。

Ctrl+Alt キーを押しながら同じ辺をクリックする

Ctrl+Altキーを押しながら、前の節と同じ X 軸の向きの辺をクリックしてください。

X 軸の向きの辺が、Y 軸の向きに 11 本並んで選ばれます。選んだ辺リングを横切るように一周の辺を入れる操作(ループカット)は、「Blenderのループカット」(準備中)で解説する予定です。

クリックと囲む選択・裏の頂点も選ぶ方法

Shiftキーを押しながらクリックすると、今の選択を残したまま1つずつ足せます。囲む選択は、何もない所からドラッグした枠の中をまとめて選ぶ操作です。

透過表示にすると、裏の頂点も一緒に囲めます。

立方体で試すのは、次の3つです。

  • Shift+クリックで足す
  • 囲んで選ぶ
  • 裏の頂点も囲む(透過表示)

Shift+クリックで足す

Tabキーでオブジェクトモードに戻り、初めからある立方体を選びます。

もう一度Tabキーで編集モードにし、Alt+Aキーで選択を外してください。

上の段の1キーで頂点の選択モードにし、Shiftキーを押しながら頂点を2つクリックしてください。

2つ目の頂点も、今の選択に足されて選ばれます。

囲んで選ぶ

左のツールバーでボックス選択を使っているときは、何もない所から左ボタンでドラッグして囲めます。Alt+Aキーで選択を外し、立方体の右半分を囲んでください。

囲んだ枠の中で、手前に見えている頂点だけが選ばれます。

裏の頂点も囲む(透過表示)

Alt+Aキーで選択を外し、Alt+Zキーで透過表示にしてから、もう一度右半分を囲んでください。今度は、裏にある頂点も一緒に選ばれます。

次の節へ進む前に、もう一度Alt+Zキーを押して透過表示を切ってください。3Dビューポートのヘッダーの右にある透過表示のボタンでも、切り替えられます。

選んだ範囲をひと回りずつ広げる方法(選択の拡大縮小)

Ctrlキーとテンキーの+を押すたびに、選んだ範囲がまわりにひと回り広がります。Ctrlキーとテンキーの-で狭めるときも、ひと回りずつです。

面を1枚選ぶ

Tabキーでオブジェクトモードに戻り、グリッドを選んでもう一度Tabキーで編集モードにします。

上の段の3キーで面の選択モードにし、真ん中あたりの面を1枚クリックしてください。

ひと回りずつ広げる

Ctrlキーを押しながらテンキーの+を押すと、まわりの面が足され、3×3 の 9 枚になります。もう一度押すと、5×5 の 25 枚です。

ひと回り狭める

Ctrlキーを押しながらテンキーの-を押すと、9 枚に戻ります。

テンキーがない PC では、3Dビューポートのヘッダーにある選択メニューを開きます。選択の拡大縮小から、拡大か縮小を選んでください。

つながった部分だけを選ぶ方法(リンク選択)

リンク選択は、1つのオブジェクトの中に辺でつながっていない部分がいくつかあるとき、その1つだけを選ぶ操作です。

たとえば、編集モードのまま足した立方体は、初めからある立方体と同じオブジェクトの一部になります。

選びたい部分にポインターを乗せてLキーを押すと、その部分がまとめて選ばれます。その部分の頂点を1つ選んでからCtrl+Lキーを押しても、結果は同じです。

立方体をもう1つ足す

Tabキーでオブジェクトモードに戻り、初めからある立方体を選んでもう一度Tabキーで編集モードにします。

編集モードのままShift+Aキーを押すと、メッシュの追加のメニューが出ます。

立方体を選んで足し、Gキー、Xキーの順に押して、-3と打ってEnterキーで左へ動かしてください。

L キーで選ぶ

Alt+Aキーで選択を外し、ポインターを左の立方体の上に置いてLキーを押してください。左の立方体だけが選ばれます。

Ctrl+L キーで選ぶ

Alt+Aキーで選択を外し、上の段の1キーで頂点の選択モードにします。初めからある立方体の頂点を1つクリックし、Ctrl+Lキーを押すと、その立方体の頂点 8 個が全部選ばれます。

同じ平面の面をまとめて選ぶ方法(類似選択)

1つの面を選び、Shift+Gキーで出る類似選択のメニューから同一平面上を押すと、同じ平面にある面がまとめて選ばれます。

つながっていない面でも、同じオブジェクトの中なら選ばれる対象です。

上の面を選ぶ

上の段の3キーで面の選択モードにし、左の立方体の上の面をクリックします。

同一平面上を押す

ポインターを3Dビューポートの上に置いてShift+Gキーを押し、同一平面上をクリックしてください。

初めからある立方体の上の面も選ばれ、2 枚になります。

類似選択のメニューには、ほかに法線・面積・境界の長さなどが並び、法線を押すと同じ向きの面が選ばれます。

ループ選択ができないとき

原因は、キーの押し方・頂点に集まる辺の数・マウスの設定のどれかです。つまずきやすい所は、次の3つです。

  • 辺が1本しか選ばれない
  • ループが途中で止まる
  • Alt キーを押してクリックしても選ばれない

辺が1本しか選ばれない

Altキーを押さずに辺をクリックすると、その1本だけが選ばれます。Altキーを押したまま、辺をクリックしてください。

ループが途中で止まる

グリッドのように四角い面が並ぶ所では、辺が5本集まる頂点でループが止まります。

編集部で、グリッドの中ほどにある四角い面1枚を、2枚の三角に分けて試しました。

分けた面の対角線の両端にある2つの頂点には、辺が5本集まります。

この面の縁から続く X 軸の向きの辺ループは、端から端までの 10 本にならず、7 本で止まりました。

止まった先も選びたいときは、Shift+Altキーを押しながら、先の辺をクリックして足してください。

Alt キーを押してクリックしても選ばれない

3ボタンマウスを再現がオンのときは、Altキーと左ボタンの組み合わせがホイールの押し込みの代わりになります。Altキーを押しながらドラッグすると、視点が回ります。

この設定があるのは、編集メニューのプリファレンスの、入力のマウスです。

オンのままなら、ループ選択は辺のダブルクリック、辺リング選択はCtrlキーを押しながらの辺のダブルクリックです。

ホイールを押し込めるマウスなら、この設定をオフにしてください。この記事の手順のまま選べるようになります。

ループ選択で辺や面を一度に選ぼう

  • Alt+クリックで辺ループ、Ctrl+Alt+クリックで平行に並ぶ辺(辺リング)を選ぶ
  • 透過表示(Alt+Zキー)にすると、裏の頂点も囲んで選べる
  • Ctrlキーとテンキーの+で、選んだ範囲をひと回りずつ広げる
  • Lキーでつながった部分を、同一平面上で同じ平面の面を選ぶ

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この記事について

PERSC編集部が、建築の制作に関わる知識を実務目線で整理しています。内容は公開・更新日時点の情報にもとづきます。誤りや古い情報にお気づきの場合はお問い合わせよりご連絡ください。

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