1. ワールド座標とローカル座標|違い・原点・2つの基準

ワールド座標とローカル座標|違い・原点・2つの基準

編集部 読了 約2分

  • ワールド座標とローカル座標は、何が違うの?
  • 傾けた物を動かしたら、思った向きに動かなかった
  • 3DCGの「原点」とは何のこと?

3Dの空間で物を動かすときは、どの向きを基準にするかで、動く向きが変わります。基準になるのは、空間全体と、物ごとの2つです。

この記事では、ワールド座標とローカル座標の違いと、物ごとの基準になる原点を解説します。読むと分かるのは、2つの基準で物の動く向きがどう変わるかです。

ワールド座標とローカル座標の違い

傾けた箱に、空間全体の3本の軸と、箱に付いた3本の軸を重ねて描いた図
灰色が空間の軸(ワールド)、色の付いた矢印が傾けた箱の軸(ローカル)です

ワールド座標は、空間全体の基準になる座標です。空間の原点(空間全体の基準の点)から始まり、X・Y・Z の向きは空間の中で決まっています。

ローカル座標は、物ごとの基準になる座標です。物の原点(物ごとの基準の点)から始まり、軸の向きは物の傾きと同じです。

物を傾けても、ワールド座標の軸はそのままで、ローカル座標の軸だけが物と一緒に傾きます。ソフトでは、物を動かすときの基準を、ワールドとローカルで切り替えられます。

ローカルに切り替えて動かすと、移動の軸は物の傾きに沿った向きです。

原点とは

箱の中に、物の原点を示す小さな点を描いた図
オレンジの点が、物ごとの基準になる原点です

原点は、物ごとの基準になる点です。ローカル座標は、この原点から始まります。

物を回したり大きさを変えたりするときの中心の候補の1つが、物の原点です。どの点を中心にするかは、設定で選べるようになっています。

2つの基準を使い分けよう

傾けた建物の模型を手に取り、模型の向きを指でなぞって確かめている人の挿絵
傾けた模型の向きを、指でなぞって確かめている様子です

ワールド座標は空間全体の基準、ローカル座標は物ごとの基準です。

この記事で解説したことは、次の3つです。

  • ワールド座標:空間全体の基準。軸の向きは空間で決まっている
  • ローカル座標:物ごとの基準。物の原点から始まり、物の向きに付いてくる
  • 原点:物ごとの基準の点。回転や拡大縮小で、どこを中心に動くかに関わる

物を傾けたら、基準をローカル座標に切り替えて、軸の向きがどう変わるかを確かめてみてください。

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この記事について

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