Vectorworks Landmarkで外構・ランドスケープを作る5手順|地形→造成→舗床→植栽→図面化
Vectorworks Landmarkで外構・ランドスケープを作る5手順|地形→造成→舗床→植栽→図面化
Vectorworksで外構や造園の図面を作ろうとすると、地形・造成・植栽・舗床とツールが多く、どこから手をつければよいか迷いやすいものです。建物本体を描く機能とは別に、敷地まるごとを扱う「Landmark(ランドスケープ)」という外構・造園向けのエディション(機能セット)が用意されているためです。
この記事では、Vectorworks Landmarkで外構・ランドスケープを設計する流れを、地形モデル(DTM)の作成から図面化まで一本道で解説します。
初心者がつまずきやすい「着手する順番」を先に固め、各工程でどのツールを使うのかを対応させました。エディションの違いや価格は本文では扱わず、機能の使い方に集中します(2026年7月時点の公式情報にもとづきます)。
Vectorworks Landmarkで外構・ランドスケープ設計をする全体像
Vectorworks Landmarkは、敷地の地形から植栽・舗床、図面化までを一つのソフトで通して扱える、ランドスケープ・造園・敷地計画向けのエディションです。外構設計は「地形モデル→造成→舗床→植栽→図面化」という順番で進めると、はじめての人でも迷わず形にできます。この5工程が、外構ワークフローの背骨です。
| 工程 | おもに使う機能 | できあがるもの |
|---|---|---|
| 敷地の下地 | 地形モデル(DTM) | 現況の地形・等高線 |
| 造成 | 敷地修正・整地範囲 | 計画地形・切土盛土量 |
| 地面づくり | 舗床(ハードスケープ) | 園路・広場・駐車場 |
| 植栽 | 植栽・ランドスケープエリア | 植栽計画・植栽リスト |
| 図面化 | シートレイヤ・ワークシート | 平面図・断面図・数量表 |
まずは、Landmarkが担う範囲と、外構づくりを支える中心ツールから押さえます。
Landmarkが得意なのは「敷地まるごと」の設計
Landmarkは、3Dの敷地モデリング・植栽計画・BIMデータを内蔵した、造園・外構・敷地/都市計画向けのエディションです。ここでいうBIMとは、形だけでなく材料や数量などの情報を持たせた3Dモデルで設計する仕組みのことです。この「情報を持つ」性格が、あとで図面や数量が自動でまとまる土台になります。
一方、壁・ドア・窓・階といった建物本体の作図は、建築向けの機能が担当します。建物側の手順は建築設計ワークフロー全体像で解説しているので、この記事は敷地・外構に集中します。
外構・造園向けの機能はLandmark(およびDesign Suite)で使えます。エディションの違い・価格・推奨PCといった導入判断の情報は、db.persc.jp/vectorworks/ にまとめてあるため、本文では金額には触れません。機能の使い方だけを追いかけていきます。
外構づくりを貫く3つのスマートオブジェクト
外構の地面と植栽は、「ランドスケープエリア」「舗床」「植栽」という3つのパラメトリックオブジェクトで作るのが基本です。パラメトリックオブジェクトとは、高さや材料などの数値を変えると、形や数量が自動で連動して変わるオブジェクトのことです。園路や広場などのかたい地面を舗床(ハードスケープ)と呼び、この記事では以降「舗床」で統一します。
この3つは、ただの図形ではなく情報を持ったオブジェクトです。そのため、置いていくだけで図面・数量・パースにそのまま反映されます。たとえばマンションのエントランス前に広場と並木を計画するとき、舗床と植栽を置いておけば、面積表や植栽リストが後からまとめて出せる状態になります。
では、この3つと地形モデルを、各工程で実際どう使うのでしょうか。地形の下地づくりから順にたどります。
出典: Vectorworks Landmark 公式/Best-Practice Methods for Simple Site Design(公式)(いずれも2026年7月時点)
敷地の下地をつくる|地形モデル(DTM)の作成
外構設計は、まず正確な現況地形を用意することがすべての前提になります。この現況地形を担うのが地形モデル(DTM)で、測量やGISのデータから作り、着工前に勾配や排水まで確認できます。下地が甘いまま先へ進むと、後工程でのやり直しが一気に増えます。
どのデータから地形を起こすか
地形モデル(DTM=地形の高さを面として再現したモデル)は、複数のデータソースから作れます。現地測量データ・GISマッピング・ドローンで取得したデータ・3D点群や等高線・国土地理院の数値地図・フィールドノートからの手入力に対応しています。敷地境界の2D形状を地形モデルへ変換して起こす方法もあります。
測量会社から受け取るDWG/DXFファイルの標高点・等高線・測点を取り込んで、地形モデルを作ることもできます。このとき下処理として、地面の標高(サーフェス=地表面)と、地面ではない標高を分けておく必要があります。屋根の頂点や壁の高さといった点を地面と一緒に取り込むと、地形が実際より盛り上がってしまうためです。地面以外の点をクラス(要素をグループ分けする仕組み)で分け、地形に混ぜないようにしておくと安心です。
GISと連携して、プロジェクトを地理座標に位置決め(ジオリファレンス=実際の緯度経度に合わせること)することもできます。周辺の建物ボリュームと合わせて敷地を検討したいときに役立ちますが、はじめのうちはデータソースの一つとして押さえておけば十分です。
生成される地形モデルと現況分析
地形モデルを作ると、補間された等高線・ラベル・流向矢印(水が流れる向きを示す矢印)が付いた現況地形モデルとして返ってきます。手で等高線を描き起こすのではなく、点のデータから面としての地形が立ち上がるので、敷地の起伏をそのまま3Dで確認できます。
着工前には、この地形モデルをもとに日照・日陰、表面排水(雨水が地表を流れる経路)、勾配を解析できます。たとえば南側が下がった傾斜地で、駐車スペースの水はけが心配なとき、造成に入る前に排水の流れを見て設計判断の根拠にできます。
この現況の地形モデルが、このあとの造成や舗床の高さを決める「基準面」になります。下地が正確であるほど、後工程のやり直しが減ります。
出典: Vectorworks Landmark 公式/A&A 日本公式/CAD百貨 機能解説/公式app-help サイトモデリング ワークフロー/Vectorworks Landmark Capabilities(公式)(いずれも2026年7月時点)
造成を計画する|切土・盛土と敷地修正
造成とは、現況の地形とは別に「計画の地形」を作り、その差から切土・盛土を出す作業です。Vectorworksの地形モデルは現況と計画の2つを常に持ち、この差分が土量になります。この2モデルの関係をつかむと、造成で何をすればよいかがはっきりします。
現況と計画、2つの地形モデルで考える
Vectorworksの地形モデルは、「現況(existing)」と「計画(proposed)」の2つを常に持っています。オブジェクト情報パレット(Object Info Palette=オブジェクトの設定を表示・編集するウィンドウ)の表示切替で、どちらも見られます。現況は測量から起こした「今の地形」、計画は造成後の「作りたい地形」です。
切土・盛土は、この2つの地形の差として出てきます。現況より地面を削れば切土、盛れば盛土、という関係です。だから造成とは、言いかえれば「計画側の地形を編集していく作業」だと考えると、次に何をすればよいかが見えてきます。
敷地修正と整地範囲で地形を動かす
計画側の地形は、「敷地修正(Site Modifier)」で編集します。造成する範囲は「整地範囲(Grade Limits)」で囲い、その外側の既存の標高を保護します。整地範囲を先に決めておくと、造成が敷地の外まで意図せず広がるのを防げます。
敷地修正にはいくつか種類があり、代表的なのが「パッド(Planar Pad)」です。パッドは平坦または一定勾配の基準面を作る敷地修正で、建物や駐車場の地盤を平らに整地したいときに使います。園路のように高低差が連続して変わる部分には、パスモディファイア(経路に沿って地形を変える敷地修正)が向いています。
たとえば傾斜した敷地に平らな駐車場を作るとき、駐車場の輪郭にパッドを置いて標高を指定すれば、周囲の地形がその高さに合わせてなじみます。手作業で等高線を描き直さずに、勾配・排水・切盛りの整合を保てるのが利点です。造成のやり直しコストを大きく下げられます。
切土・盛土量を更新して拾う
現況と計画の差から、切土・盛土(Cut & Fill)の土量を出せます。地形モデルのオブジェクト情報パレットで計算を「更新」すると、最新の土量が得られます。完全に自動で数字が動き続けるのではなく、造成案を変えたら更新の操作をする、という点を覚えておくと数字のずれを防げます。
土量を拾うタイミングは、舗床や植栽を置き終えた後にそろえます。舗床の掘削や植栽の根鉢(根の周りの土のかたまり)も、最終的な土量に影響するためです。そのため、舗床や植栽まで置き終えた仕上げ前に、切土盛土をもう一度計算しておくと実際の残土量に近づきます。
造成案を変えると土量も連動して更新できるので、複数の造成案を並べて比較しやすくなります。ここで出した土量は、後半の図面化で数量表としても書き出せます。
出典: 公式app-help サイトモデリング ワークフロー(2026年7月時点)
園路・広場・駐車場をつくる|ハードスケープ(舗床)
外構の「かたい地面」は、舗床(ハードスケープ)で作ります。ただ色を塗るのではなく、なぜわざわざオブジェクトとして置くのでしょうか。理由は、高さ・勾配・材料・厚みという情報を持たせられるからです。だから舗床は、排水計画や数量拾いにそのまま効きます。
| 用途の例 | 設定できること | 連動する成果物 |
|---|---|---|
| 園路・広場 | 標高・勾配 | 平面図・排水計画 |
| 駐車場・アプローチ | 材料・厚み | 材料集計・数量拾い |
| パティオ・テラス | スポット高さ | 断面図 |
| 道路・上部構造 | 表面修正 | 立面図 |
舗床でつくれる外部空間
舗床では、パティオや広場から園路・道路・上部構造まで、機能的な外部空間を作れます。地面のかたちを持つ外構要素は、ほとんど舗床でカバーできると考えて差し支えありません。
実務では、敷地の下絵として先にポリライン(連続した線)で園路や広場の輪郭を描いておき、それを舗床へ一括変換すると早く進みます。「図形からオブジェクトを作成(Create Objects from Shapes)」という機能で、下絵の図形を舗床やランドスケープエリアへまとめて変換できます。たとえば店舗の駐車場アプローチを検討するとき、平面のスケッチをそのまま舗床に立ち上げれば、ゼロから引き直さずに済みます。
舗床は敷地の等高線に沿って配置できるので、造成した地形モデルと段差なくなじみます。地形と地面が別々にずれてしまう心配が少ない作りです。
高さ・勾配・材料を持たせて排水と数量に効かせる
舗床は特定の標高に設定でき、排水のために勾配値を割り当てられます。表面修正の機能で、部分的なスポット高さや勾配も指定できます。広場の中央をわずかに高くして四隅へ水を流す、といった排水設計を、地面のオブジェクト自体に持たせられます。
さらに舗床は、材料と厚みを持ちます。そのため面積や数量の拾い出しに自動で連動します。舗床を1つ置くたびに、施工に必要な材料の数量が積み上がっていくイメージです。
出典: Vectorworks Landmark Capabilities(公式)/Best-Practice Methods for Simple Site Design(公式)(いずれも2026年7月時点)
植栽を計画する|植栽ツール・ランドスケープエリア・既存樹木
植栽は、1本ずつ置く「植栽オブジェクト」と、面で敷く「ランドスケープエリア」、そして残す「既存樹木」を使い分けて計画します。どれも情報を持つため、植栽リストや数量が後から自動でまとまります。3つの使い分けが、植栽計画の土台です。
| 調整できるパラメータ | 内容 | おもな用途 |
|---|---|---|
| 高さ | 樹木の樹高 | 見え方・日照検討 |
| 枝張り(spread) | 横に広がる幅 | 間隔・干渉の確認 |
| 株間・列間 | 植える間隔 | 並木・生垣の配置 |
| 根鉢のサイズ/形状 | 根の周りの土量 | 掘削・土量計算 |
| 表示(プロップ/3D) | 見た目の切替 | 図面とパースの両立 |
植栽オブジェクトは「情報を持った木」
植栽ツールで置く木は、高さ・枝張り・株間・列間・根鉢のサイズや形状を調整できるパラメトリックオブジェクトです。イメージプロップ(板状の画像で軽く表示する方法)または3Dジオメトリで表示を切り替えられます。図面では軽く、パースではリアルに、と表示を使い分けられるのが便利なところです。
植栽には、学名・樹種・開花期・用途・画像を含む植栽データベースがひもづいています。樹高や枝張りを3Dで設定し、数年後に生長した姿の将来予測図も作れます。たとえば街路樹を株間3メートルで並べる並木を計画するとき、植えた直後の姿と、10年後に枝が張った姿を見比べて間隔を決められます。1本1本が情報を持つので、この後の植栽リストが自動でまとまります。
面で植えるランドスケープエリアと既存樹の保存
芝生や地被植物のように面で広がる植栽は、ランドスケープエリアで作ります。ランドスケープエリアは、材料と厚みを指定して軟質な地面を面的に作成し、体積を数量として拾えるパラメトリックオブジェクトです。植える土の体積までわかるので、客土の量を見積もるときに役立ちます。
すでにある樹木は、樹木保存(tree preservation)ツールで保存を計画に含められます。「点で植える植栽」「面で敷くランドスケープエリア」「残す既存樹」という3つを使い分けるのが、植栽計画の基本の目安です。既存の大木を活かした庭を設計するときは、まず保存する木を決めてから、新しい植栽を足していくと計画がまとまりやすくなります。
灌水(散水)計画は必要に応じて
案件によっては、灌水(かんすい=植栽への散水)システムまで設計できます。エリアの指定、水源・支管・バルブ・本管の作成、ポイント式やドリップ式の散水、水収支の評価まで扱えます。
灌水は、植栽が固まってから取りかかる工程です。公園や商業施設の植栽帯のように散水設備が要る案件では設計しますが、住宅の小さな庭では省くこともあります。外構ワークフロー全体では、植栽を固めた後に灌水へ進む、という順番だけを押さえておけば十分です。
出典: Best-Practice Methods for Simple Site Design(公式)/A&A 日本公式/Vectorworks Landmark Capabilities(公式)(いずれも2026年7月時点)
外構パースと図面を発行する|シートレイヤで平面・断面・数量
前半で情報を持つオブジェクトを置いてきたからこそ、最後に図面と数量が一括で出せます。3Dモデルから平面・立面・断面と各種数量表を発行し、外構パースの見せ方につなげるのが仕上げの工程です。ここが、前半の手間を回収する場面です。
| 発行できる成果物 | おもな生成元 |
|---|---|
| 平面図・立面図・断面図 | 3Dモデル(ライブ連動) |
| 植栽リスト(樹木一覧表) | 植栽オブジェクト |
| 面積表 | 舗床・ランドスケープエリア |
| 材料集計・数量拾い | 舗床・地形モデル |
| 切土盛土の数量 | 現況/計画の地形モデル |
3Dモデルから図面と数量を自動でまとめる
3Dモデルから、平面図・立面図・断面図を自動生成できます。シートレイヤ(印刷用の紙面)とビューポート(モデルを図面に貼り込む窓)で、施工図としてまとめられます。モデルと図面がライブに連動するので、計画を直すと図面側も追従します。
数量も同じ仕組みでまとまります。樹木一覧表(植栽リスト)・面積表・材料集計・切土盛土などを、ワークシートやレポートの機能で集計できます。施主へ提出するA1サイズのプレゼンボードに、平面図と植栽リストと概算数量を並べたいとき、それぞれを手集計せずに一枚にまとめられます。前半で「情報を置く」ことに手をかけた分が、ここで回収されます。
外構パースの見せ方はどこまでやるか
簡易な外構パースは、Vectorworks内蔵の表現機能で出せます。マテリアル(素材の質感)・ライト・カメラといった表現操作の基礎は、Renderworksでビジュアライズする基礎で解説しているので、見せ方を深めたいときはそちらを参照してください。打ち合わせに持っていく検討用のパースなら、内蔵の表現で十分に伝わります。
より写実的な最終ビジュアルを求める場合は、専用のレンダラーやBlender系のソフトが扱う表現の領域になります。ここでは、そうした選択肢もあるという案内にとどめます。外構の図面は「図面としての正確さ」と「伝わるパース」の両輪で、まずは正確なモデルを作ることが、どちらの品質も底上げします。
出典: Vectorworks Landmark 公式/CAD百貨 機能解説/Vectorworks Landmark Capabilities(公式)(いずれも2026年7月時点)
外構ワークフローを公式資料から読み解いた編集部の所感
公式のベストプラクティスやヘルプを読み解くと、Landmarkの外構ワークフローは一本の思想で貫かれている、というのが編集部の所感です。地形モデル・舗床・植栽・ランドスケープエリアがどれもパラメトリックで、置いた順にそのまま図面と数量へつながっていきます。実用の面では、着手する順番さえ固まれば迷いが大きく減る作りだと読み取れます。手戻りが起きやすいのは下地の地形が甘いまま先へ進んだときで、ここに時間をかける価値が高いといえます。
実務で押さえておきたい制約は、切土盛土が「更新して拾う」半自動の挙動である点です。数字が勝手に追従し続けるわけではないため、造成案を変えたら更新する習慣が要ります。また写実的な最終パースは、内蔵の表現だけでは物足りない場面もあり、そこは専用レンダラーやBlender系ソフトの領域になります。
こうした特性から、Landmarkの外構機能は、図面と数量の正確さを重視する造園・外構の実務者に向いています。逆に、まず1枚の完成イメージだけを最速で作りたい人は、表現特化のソフトと組み合わせる前提で捉えると、期待とのずれが小さくなります。
情報を持つオブジェクトで作る外構が、これからの現場をどう変えるか
この進め方に慣れると、設計変更のたびに図面を描き直す作業から解放されます。同じ敷地で「駐車台数を増やしたい」「園路を1本足したい」と要望が変わっても、舗床や地形を直せば、平面図・面積表・切土盛土の数量までが連動して更新されます。
図形だけで外構を描いていた頃は、造成案を1つ変えるたびに、土量の再計算も数量表も手作業でやり直していました。その手戻りが、更新の操作へ置き換わります。複数の造成案を並べて施主へ提案する、といった検討も現実的になります。
身につけた先では、外構設計の時間配分が「描く」から「考える」へ移っていきます。図面化と数量拾いが後工程で自動化される分、どんな地形にどんな植栽と舗床を組むか、という設計そのものに集中できます。まずは小さな住宅の外構で「地形→造成→舗床→植栽→図面化」の一巡を通してみると、この変化を実感しやすいはずです。
まとめ
Vectorworks Landmarkでの外構・ランドスケープ設計は、「地形モデル→造成→舗床→植栽→図面化」の一本道で進めると迷いません。最初に現況の地形モデル(DTM)を正確に用意することが、後工程のやり直しを減らす最大のポイントになります。
地面(舗床)も植栽も、先に見たとおり情報を持つオブジェクトとして置いていきます。だから平面図・断面図・植栽リスト・面積表・切土盛土の数量が、後からまとめて発行できます。造成の切土盛土はオブジェクト情報で更新して拾い、舗床や根鉢の掘削まで含めて仕上げ前に再計算すると精度が上がります。
建物本体は建築のワークフロー、パースの作り込みはRenderworksの表現機能へと役割を分けると、外構づくりに集中できます。エディションの違いや価格、推奨PCといった導入の判断材料は、db.persc.jp/vectorworks/ で確認してください。
建築知識の教科書