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  1. 構造図と設備図の読み方を学ぶ段階|建築図面一式を突き合わせる

構造図と設備図の読み方を学ぶ段階|建築図面一式を突き合わせる

編集部 読了 約5分

  • 構造図の読み方は、何から学べばいい?
  • 意匠図は読めるのに、設備図になると分からない…
  • 意匠図・構造図・設備図を、どう合わせて読めばいいか知りたい

意匠図が読めるようになれば、建築図面の一式も読めると思うかもしれません。

しかし、1枚の図面だけでは判断できないことがあり、意匠図・構造図・設備図の同じ場所を照らし合わせて読む必要があります。

この記事で解説するのは、構造図と設備図を読む順番と、次へ進む目安です。図面一式を照らし合わせて読む理由も分かります。

構造図と設備図の読み方を学ぶ段階は、建築図面の学び方の6つの段階のうち、5つ目の段階です。

構造図と設備図の読み方を学ぶ段階とは

会議室のテーブルに3枚の図面を並べ、同じ場所を指でたどっている人
構造図と設備図を読めるようになると、意匠図と並べて同じ場所を見比べられる

構造図と設備図の読み方を学ぶ段階は、意匠図のあとに構造図と設備図を読み、図面一式として読めるようにする段階です。

構造図は柱や梁、基礎など建物を支える部分を表す図面で、設備図は電気・給排水・空調などの設備を表す図面を指します。

1つ前の段階までで、意匠図を読み、自分で作図する決まりを知りました。この段階では、意匠図のほかの図面にも読む範囲を広げます。

建築図面の学び方の6つの段階は、次のとおりです。この記事は5つ目の段階を扱います。

  1. 図面を読む
  2. CADの操作を知る
  3. 図面に要る建築の知識を知る
  4. 図面の書き方と決まりを知る
  5. 構造図と設備図を読む
  6. 施工図と工事を知る

構造図と設備図を読む順番

骨組みの図面から、平面の図面、設備の図面へ順に並べ、指でたどっている人
骨組みを表す構造図を読んでから、設備図へ進む

構造図と設備図は、構造図、3つの設備図、図面一式の読み方の順に読みます。

読む順番は、次の3つのまとまりです。

  • 構造図を読む
  • 設備図を読む
  • 図面一式の読み方を知る

構造図を読む

構造図は、意匠図の次に読む図面です。柱や梁、基礎の位置と大きさを、意匠図と同じ建物について読みます。

構造図のまとまりで読むのは、「建築図面の構造図とは|骨組みを表す図面」(準備中)です。

設備図を読む

設備図は、電気、空調と換気、給排水と衛生の順に読みます。設備のしくみは、建築の設備の記事で、設備図の記事とあわせて知ります。

設備図の3つの記事と、建築の設備の記事は、次のとおりです。

  • 建築図面の電気設備図とは|電気の設備と図面
  • 「建築図面の空調・換気設備図とは|空気を扱う設備の図面」(準備中)
  • 「建築図面の給排水衛生設備図とは|水とガスの設備の図面」(準備中)
  • 「建築の設備とは|水・空気・電気を届ける仕組み」(準備中)

図面一式の読み方を知る

最後に、意匠図・構造図・設備図をそろえた一式の読み方を知ります。1枚ずつ読めるようになった図面を、ここで突き合わせて読みます。

最後のまとまりの記事は、「建築図面一式の読み方とは|図面同士の突き合わせ」(準備中)です。

意匠図・構造図・設備図を照らし合わせる理由

天井の中で、鉄骨の梁とダクトが並んで通っている所を切った模型
梁とダクトは別々の図面に作図される。天井の中で近づく所は、図面を照らし合わせないと分からない

意匠図・構造図・設備図は、それぞれ別に作図されながら、1つの建物の中で同時に成り立たなければなりません。図面は人が作図するものなので、図面どうしの食い違いは実際に起きます。

そのため、1枚の図面だけで判断せず、同じ場所を照らし合わせて、食い違いや干渉が無いかを確かめます。

たとえば、梁のある所に設備の管が計画されていないか、開口部に柱がかかっていないかは、1枚の図面では分かりません。こうした食い違いは、構造図と設備図と意匠図を並べて、はじめて見つかります。

手を動かす練習の目安

作図した4つの図面を、パソコンの画面に並べて見直している人
この段階の手を動かす練習の目安は、一般図4面の作図

この段階まで進んだ人の、手を動かす練習の目安は、一般図4面の作図です。一般図は、平面図・立面図・断面図など、建物の全体を表す図面です。

この目安は、建築CAD検定の准1級の水準に当たります。准1級の課題図面は、寸法が最低限しか示されないので、建物の用途や特性から自分で判断して、一般図4面を仕上げます。

准1級は建築CAD検定の最高位の級で、通常の実務で求められる水準を超えた力を問う級です。そのため、この目安は練習の上限で、次の段階へ進む条件ではありません。

次へ進む目安

平面図と柱・梁の図面を並べ、食い違っている所に赤いペンで丸を付けている人
意匠図・構造図・設備図を突き合わせて食い違いに気づければ、次の段階へ進む

次の段階へ進む目安は、練習の目安とは別で、意匠図・構造図・設備図を突き合わせて食い違いに気づけることです。照らし合わせて読めるようになったら、次は施工図と工事を知る段階です。

図面一式を照らし合わせて読もう

会議室のテーブルに3枚の図面を並べ、同じ場所を指でたどっている人
構造図と設備図を読めるようになると、意匠図と並べて同じ場所を見比べられる

構造図と設備図の読み方を学ぶ段階では、意匠図のほかの図面を読み、図面一式として読めるようにします。

この記事で解説したことは、次の4つです。

  • 構造図 → 設備図 → 図面一式の読み方の順に読む
  • 1枚の図面だけで判断せず、同じ場所を照らし合わせて食い違いを確かめる
  • 手を動かす練習の目安は一般図4面で、准1級の水準が上限
  • 突き合わせて食い違いに気づければ次へ進む

意匠図を1枚選び、同じ場所の構造図と設備図を並べて見比べてみてください。

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