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910モジュール(尺モジュール)とは|910mmを基準にする理由とメーターモジュール

編集部 読了 約2分

*2026年9月29日に確認した内容です。モジュールの説明は、小泉木材株式会社の記事「家づくりで知っておきたい単位「モジュール」」(2024年2月8日)によります。

木造の住宅の図面を見ると、「910」「1,820」「2,730」のように、910の倍数の寸法がよく並んでいます。これは、910ミリメートルを1つの区切りにして、柱や壁の位置を決めているためです。この区切りの長さの決まりを、910モジュール(尺モジュール)と呼びます。この記事では、910モジュールの意味と図面での見え方、1,000ミリメートルを区切りにするメーターモジュールを載せています。

モジュールは、寸法を決めるときの区切りの長さ

モジュールは、建物の寸法を決めるときに基準にする区切りの長さのことです。区切りの長さを決めておくと、柱や壁の位置を、その長さの倍数で決められます。住宅会社の小泉木材は、家づくりで知っておきたい単位として、尺モジュールとメーターモジュールを説明しています。

910は、尺貫法の3尺から来ている

尺貫法は、日本で古くから使われてきた長さなどの単位の決まりで、尺(しゃく)はその長さの単位です。小泉木材は、尺は尺貫法による単位で、910ミリメートルは3尺になる、と説明しています。

尺モジュールは、区切りの長さをとって、910モジュールとも呼ばれます。

910モジュールの図面の見え方

910モジュールの家の平面図(各階を水平に切って上から見た図)では、柱や壁の中心の位置が910ミリメートルごとに並びます。そのため、部屋の幅や奥行きの寸法は、910・1,820(910×2)・2,730(910×3)・3,640(910×4)のように、910の倍数になることが多くなります。小泉木材は、910ミリメートルを基本の寸法にして、その2分の1の455ミリメートルや3分の1の303ミリメートルでも寸法を決める、と説明しています。

910ミリメートルのます目の上に描いた見本の家の平面図と、910・1,820・2,730の寸法
見本の家の平面図。薄い線が910ミリメートルごとのます目。部屋の寸法が910の倍数になっていることを見る。家の形と寸法は例。編集部が作成

この寸法は、壁や柱の中心から中心を測った芯々寸法です。部屋の中で実際に使える幅は、壁の厚さの分だけ短くなります。芯々寸法と内法寸法は、「芯々寸法と内法寸法の違い|図面の寸法と部屋の実際の幅」の記事で解説します(準備中)。

メーターモジュール

メーターモジュールは、1,000ミリメートル(1メートル)を区切りにするモジュールです。小泉木材は、メーターモジュールを使うと、尺モジュールに比べて廊下の幅が90ミリメートル広がる、と説明しています。廊下の幅が区切り1つ分なら、910と1,000の差の90ミリメートルが広がる計算です。

まとめ

910モジュール(尺モジュール)は、尺貫法の3尺にあたる910ミリメートルを区切りにして寸法を決める考え方で、図面には910の倍数の寸法が並びます。1,000ミリメートルを区切りにするメーターモジュールもあります。

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