1. スカルプト|建築パース・布のしわ・岩・地形

スカルプト|建築パース・布のしわ・岩・地形

編集部 読了 約2分

  • 3DCGのスカルプトとは、何のこと?
  • 布のしわや岩のような形は、どう作るの?
  • 地形もスカルプトで作れるの?

クッションのしわや岩のように、角や寸法をはっきり決めにくい形があります。こうした形を作る方法の1つが、スカルプトです。

この記事では、スカルプトの考え方と、建築パースで使う場面を解説します。読むと分かるのは、スカルプトが向く形の見分け方です。

スカルプトとは

なめらかな球の表面を、ところどころ盛り上げたり、へこませたりした図
面を盛り上げたり、へこませたりして形を作ります

スカルプトは、面を粘土のように盛ったり削ったりして形を作る方法です。ブラシ(面を盛ったり削ったりする道具)で面をなでるように動かして、形を変えていきます。

頂点・辺・面を1つずつ動かすポリゴンのモデリングと違い、形を直感的に作れるのが、スカルプトの特徴です。機械や建築のような硬い物より、生き物のような形に向いています。

建築パースで使う場面

平らな布に、細かいしわを付けた図
平らな布に、細かいしわを付けた例です

建築パースでスカルプトを使う場面の例は、次の3つです。

  • 布のしわ:クッションや布の折り目
  • 岩:決まった形の無い石や岩
  • 地形:起伏をおおまかに作るとき

布のしわ

クッションや布の、細かいしわや折り目を付けるときに使います。

岩

岩のように、決まった形の無い物を作る場面も、スカルプトの出番です。

地形

地形の起伏をおおまかに作るときに使う例もあります。ただし、ある Blender のアドオンの説明書には、標準のブラシは地形に使いにくい、と書かれています。

図面に等高線があるときの別のやり方が、等高線から地形を作る方法です。

生き物のような形と硬い形で作り方を分けよう

陶芸教室のろくろの前で、粘土のかたまりを両手で形づくっている人の挿絵
粘土のかたまりを両手で形づくっている様子です

スカルプトでは、寸法で決めにくい形を、手の感じで作ります。

この記事で解説したことは、次の3つです。

  • スカルプト:面を粘土のように盛ったり削ったりする作り方
  • 使う場面:布のしわ・岩・地形の起伏
  • 向く形:機械や建築のような硬い物より、生き物のような形

作りたい物に、寸法の決まった硬い形が多いか、しわや起伏のような形が多いかを見て、作り方を選んでみてください。

あわせて読みたい

  • 「3DCGのモデリングの手法|形の作り方の種類」(準備中) — ほかの手法と比べて、向く形を知りたいとき
  • 「外構と地形のモデリング|敷地・高低差」(準備中) — 等高線から地形を作る方法を知りたいとき
  • 「サブディビジョンサーフェス|なめらかな形の作り方」(準備中) — 柔らかい家具をなめらかに作る方法を知りたいとき

会員登録(無料)

記事やテーマのお気に入り・学習履歴・フォローが使えます。

この記事について

PERSC編集部が、建築の制作に関わる知識を実務目線で整理しています。内容は公開・更新日時点の情報にもとづきます。誤りや古い情報にお気づきの場合はお問い合わせよりご連絡ください。