search
  1. ベンチマーク|CPU・GPUの性能の比べ方

ベンチマーク|CPU・GPUの性能の比べ方

編集部 読了 約4分

  • CPUやGPUの名前を見ても、どれが速いのか分からない
  • 動作環境に書かれた「10,000以上」という点数が、何の数か分からない
  • ベンチマークの点数は、どこで見ればいいの?

CADや3DCGのソフトには、動作環境のGPUの条件の1つに、ベンチマークの点数を挙げるものがあります。

しかし、ベンチマークが何かを知らないと、その点数は読めないままです。

この記事では、ベンチマークとは何かを解説します。動作環境の点数と、Blenderでレンダリングの速さを測った点数を、どこで見るかも分かります。

ベンチマークとは、同じ処理をさせて、パソコンや部品の速さを数で比べるテストです。

ベンチマークで速さを数にする

机の下の2台のパソコンと、画面の2本の棒グラフを見比べている人の挿絵
ベンチマークは、同じ処理をさせて、その速さを点数にするテストです

ベンチマークでは、どのパソコンにも同じ処理をさせて、その速さを点数にします。同じテストの点数を並べれば、そのテストの処理で、候補のCPUやGPUの速さを比べられます。

この記事に出てくるのは、PassMarkの一覧と、Blender Open Dataの一覧です。どちらも、CPUとGPUで一覧が分かれています。

別のテストの点数どうしを並べても、同じ処理で比べたことにはなりません。PassMarkでは、GPUの点数とCPUの点数は、別のものを測った数です。

動作環境に書かれたベンチマークの点数

画面の部品ごとの点数の欄を指さして読んでいる人の挿絵
ArchicadとTwinmotionの動作環境は、GPUの条件にベンチマークの点数を挙げています

Archicad 29の公式は、Windows版の推奨の構成で、GPUの条件の1つにベンチマークの点数を挙げています(2026年10月時点)。

点数は、プロジェクトの大きさで分けた3段で違います。戸建て住宅向けの段は10,000以上、集合住宅と事務所向けは15,000以上、高層の建物と病院向けは20,000以上です。

Twinmotionの公式は、Windows版で、GPUとCPUの両方の条件に、ベンチマークの点数を挙げています(2026年10月時点)。

最低の条件は、3Dの形状とデータが1GB未満の、小中規模のプロジェクト向けで、GPUが10,000以上、CPUが2,000以上です。

上位の条件は、1GBを超える大きいプロジェクト向けで、GPUは20,000以上、CPUは2,500以上を求めています。

どちらの公式も、ベンチマークの語に、PassMarkの一覧へのリンクを付けています。PassMarkは、ベンチマークのソフトを作っているオーストラリアの会社です。

一覧の点数は、PassMarkのソフトで測った多くのパソコンの結果の平均で、毎日更新されています。

GPUのリンク先は、PassMarkが4つに分けたGPUの一覧のうち、性能の高いGPUの一覧です。

TwinmotionのCPUのリンク先は、1つの処理を1度にこなす力の一覧です。この一覧は、区分ごとに上位250件だけを出しています。

Archicadの公式(Graphisoft)の断り書きは、この外部の情報は確かめずに載せている、というものです。

Blender Benchmarkでレンダリングの速さを比べる

レンダリング中の建物の画面と、速さの点数の一覧を見比べている人の挿絵
Blender Benchmarkは、Blenderのレンダリングの速さを数にします

動作環境の点数とは別に、3DCGのレンダリングの速さを比べるテストもあります。Blender Benchmarkは、Blenderで決まったシーンをレンダリングして、速さを数にするテストです。

Blender Benchmarkはダウンロードして使うソフトで、測った結果はBlender Open Dataというサイトに送れます。

点数は大きいほうが速く、Blender Open Dataでは、Blender Benchmarkを使った人が送った結果を、CPUとGPUの上位の一覧に分けて見られます。

同じテストの一覧で点数を見比べよう

画面で、CPUやGPUの点数の棒グラフを見比べている人の挿絵
点数は、同じテストの点数どうしで比べます

ベンチマークは、同じ処理をさせて、パソコンや部品の速さを数で比べるテストです。

この記事で見たことは、次の4つです。

  • ベンチマークは、どのパソコンにも同じ処理をさせて、速さを点数にする
  • 点数は、同じテストの点数どうしで比べる
  • ArchicadとTwinmotionの動作環境の点数は、PassMarkの一覧にリンクしている
  • Blender Benchmarkの点数は、Blender Open DataでCPUとGPUに分けて見られる

動作環境の点数ならリンク先のPassMarkの一覧で、Blenderのレンダリングの速さならBlender Open Dataで、買う候補のCPUやGPUの点数を探してみてください。

あわせて読みたい

  • 「CPUとは|コア数とクロック周波数」(準備中) — CPUの速さを決めるコア数とクロック周波数を知りたいとき
  • 「GPUとグラフィックボードとは|内蔵GPUとの違い」(準備中) — 3Dの描画の計算を受け持つGPUを知りたいとき
  • 「CAD・3DCGソフトの動作環境の読み方|最低と推奨の違い」(準備中) — 動作環境のCPUやGPUの欄をどう読むかを知りたいとき
  • 「自分のパソコンの性能の確かめ方|CPU・メモリ・GPU・ストレージを見る場所」(準備中) — 自分のパソコンのCPUやGPUの名前をどこで見るかを知りたいとき

会員登録(無料)

記事やテーマのお気に入り・学習履歴・フォローが使えます。

この記事について

PERSC編集部が、建築の制作に関わる知識を実務目線で整理しています。内容は公開・更新日時点の情報にもとづきます。誤りや古い情報にお気づきの場合はお問い合わせよりご連絡ください。

PERSC では、記事の次の段としてオンライン講座とプラグインを用意しています。