ベンチマーク|CPU・GPUの性能の比べ方
- CPUやGPUの名前を見ても、どれが速いのか分からない
- 動作環境に書かれた「10,000以上」という点数が、何の数か分からない
- ベンチマークの点数は、どこで見ればいいの?
CADや3DCGのソフトには、動作環境のGPUの条件の1つに、ベンチマークの点数を挙げるものがあります。
しかし、ベンチマークが何かを知らないと、その点数は読めないままです。
この記事では、ベンチマークとは何かを解説します。動作環境の点数と、Blenderでレンダリングの速さを測った点数を、どこで見るかも分かります。
ベンチマークとは、同じ処理をさせて、パソコンや部品の速さを数で比べるテストです。
ベンチマークで速さを数にする

ベンチマークでは、どのパソコンにも同じ処理をさせて、その速さを点数にします。同じテストの点数を並べれば、そのテストの処理で、候補のCPUやGPUの速さを比べられます。
この記事に出てくるのは、PassMarkの一覧と、Blender Open Dataの一覧です。どちらも、CPUとGPUで一覧が分かれています。
別のテストの点数どうしを並べても、同じ処理で比べたことにはなりません。PassMarkでは、GPUの点数とCPUの点数は、別のものを測った数です。
動作環境に書かれたベンチマークの点数

Archicad 29の公式は、Windows版の推奨の構成で、GPUの条件の1つにベンチマークの点数を挙げています(2026年10月時点)。
点数は、プロジェクトの大きさで分けた3段で違います。戸建て住宅向けの段は10,000以上、集合住宅と事務所向けは15,000以上、高層の建物と病院向けは20,000以上です。
Twinmotionの公式は、Windows版で、GPUとCPUの両方の条件に、ベンチマークの点数を挙げています(2026年10月時点)。
最低の条件は、3Dの形状とデータが1GB未満の、小中規模のプロジェクト向けで、GPUが10,000以上、CPUが2,000以上です。
上位の条件は、1GBを超える大きいプロジェクト向けで、GPUは20,000以上、CPUは2,500以上を求めています。
どちらの公式も、ベンチマークの語に、PassMarkの一覧へのリンクを付けています。PassMarkは、ベンチマークのソフトを作っているオーストラリアの会社です。
一覧の点数は、PassMarkのソフトで測った多くのパソコンの結果の平均で、毎日更新されています。
GPUのリンク先は、PassMarkが4つに分けたGPUの一覧のうち、性能の高いGPUの一覧です。
TwinmotionのCPUのリンク先は、1つの処理を1度にこなす力の一覧です。この一覧は、区分ごとに上位250件だけを出しています。
Archicadの公式(Graphisoft)の断り書きは、この外部の情報は確かめずに載せている、というものです。
Blender Benchmarkでレンダリングの速さを比べる

動作環境の点数とは別に、3DCGのレンダリングの速さを比べるテストもあります。Blender Benchmarkは、Blenderで決まったシーンをレンダリングして、速さを数にするテストです。
Blender Benchmarkはダウンロードして使うソフトで、測った結果はBlender Open Dataというサイトに送れます。
点数は大きいほうが速く、Blender Open Dataでは、Blender Benchmarkを使った人が送った結果を、CPUとGPUの上位の一覧に分けて見られます。
同じテストの一覧で点数を見比べよう

ベンチマークは、同じ処理をさせて、パソコンや部品の速さを数で比べるテストです。
この記事で見たことは、次の4つです。
- ベンチマークは、どのパソコンにも同じ処理をさせて、速さを点数にする
- 点数は、同じテストの点数どうしで比べる
- ArchicadとTwinmotionの動作環境の点数は、PassMarkの一覧にリンクしている
- Blender Benchmarkの点数は、Blender Open DataでCPUとGPUに分けて見られる
動作環境の点数ならリンク先のPassMarkの一覧で、Blenderのレンダリングの速さならBlender Open Dataで、買う候補のCPUやGPUの点数を探してみてください。
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