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  1. 建築3DCGパースを作るのに必要な知識|建築の知識・図面を読む力・表現・3DCGソフトの操作

建築3DCGパースを作るのに必要な知識|建築の知識・図面を読む力・表現・3DCGソフトの操作

編集部 読了 約5分

  • 建築3DCGパースを作るには、どんな知識が必要?
  • Blenderの使い方は覚えたのに、パースらしい1枚にならない…
  • ソフトの操作のほかに、何を勉強すればいいか知りたい

ソフトの操作を覚えれば、パースは作れると思うかもしれません。しかし、パースは図面をもとに建物を3Dで作り、光や構図を決めて見せる絵なので、操作のほかに図面や見せ方の知識も要ります。

この記事で解説するのは、3DCGパースを作るのに必要な4つの知識と、学ぶ順番です。操作のほかに何を学べばよいかが分かります。

3DCGパースは、コンピューターで建物を立体に作り、目で見たように表した絵です。建物の完成予想図に使われます。

3DCGパースに必要な4つの知識

机に建築の本・住宅の図面・色の見本帳・ノートパソコンを並べ、腕を組んで見ている人
図面・建築の本・色の見本・ノートパソコンは、パースに要る4つの知識に当たる

3DCGパースを作るには、建物そのものを知ることと、それを絵として見せることの両方が要ります。建物を知るには図面と建築の知識を、絵として見せるには表現とソフトの操作を使います。

3DCGパースに必要な知識は、次の4つです。

  • 図面を読む力
  • 建築の知識
  • 表現(光・構図・色の見せ方)
  • 3DCGソフトの操作

図面を読む力

図面を読む力は、図面から部屋の寸法・高さ・窓や扉の位置を読み取る力です。3DCGパースは、平面図や立面図などの図面と、仕上げの資料(仕上表など)をもとに作ります。

仕事では、パースを作る会社が、設計事務所などから図面と仕上げの資料を受け取って作ります。図面から寸法と高さを読み取れないと、3Dの形を作れません。

建築の知識

建築の知識があると、建物がどんな部材と材料でできているかが分かります。床・壁・天井の仕上げの材料や、窓や扉の作りを知らないと、それらしい部屋になりません。

図面の線からは、どの部材で、どんな材料かまでは分からないことがあります。その分からない所を埋めるのが、建築の知識です。

表現(光・構図・色の見せ方)

表現は、作った建物をパースらしい1枚に見せるための、光・構図・色の見せ方です。同じ部屋でも、光の当て方とカメラのアングル、色の組み合わせで見え方が変わります。

照明の置き方・カメラの画角(写る範囲の広さ)とアングル・配色は、ソフトのボタンの押し方とは別に身につける知識です。

3DCGソフトの操作

3DCGソフトの操作は、形を作り、質感と光を付け、画像にするまでの作業を、ソフトの上で進めるために要ります。

作業の順は、モデリング(形)→ マテリアル(質感)→ ライティング(光)とカメラ → レンダリング(画像の計算)→ 画像の仕上げです。

ソフトの操作だけでは足りない理由

平面図を横に広げ、ノートパソコンの画面で同じ間取りの壁を立ち上げている人
パースの形は、図面から読み取った寸法と高さで作る

ソフトの操作だけでは足りないのは、操作で決まるのが作り方だけだからです。何を作るかは図面と建築の知識が、どう見せるかは表現の知識が決めます。

たとえば、壁を立ち上げる操作を覚えても、壁の高さと厚みは図面から読み取ります。光を置く操作を覚えても、どこから光を入れると部屋がよく見えるかを決めるのは、表現の知識です。

4つの知識を学ぶ順番

川に並んだ踏み石を1つずつ渡っていく人
4つの知識は、図面と建築の知識、ソフトの操作、表現の順に学ぶ

4つの知識は、図面を読む力と建築の知識 → 3DCGソフトの操作 → 表現の順に学びます。何を作るかが分かってから操作を覚え、そのあとで見せ方を深める順です。

その前に、3DCGで1枚ができる流れを、最初の段階で知っておきます。

この順は、記事を読んで知る6つの段階に分けてあります。6つの段階と、そこで主に学ぶ知識を、次の表にまとめました。

段階主に学ぶ知識(4つのうちのどれか)
1. 3DCGの仕組みを知る操作と表現の土台(1枚ができる流れ・色・画像の基本)
2. 図面と建築の知識を知る図面を読む力と建築の知識
3. 3DCGソフトの操作を知る3DCGソフト(Blender)の操作
4. 3DCGパースの制作を知る表現(形・質感・光・カメラ・構図)
5. 仕上げと権利を知る(画像の仕上げと素材の権利)表現(色の管理・画像の仕上げ・人や樹木などの添景)と、素材の権利
6. 室内と動画を知る室内の計画(家具・照明・配色を決める知識)と、動画

Blenderの操作をもう覚えた人は、4つ目の「3DCGパースの制作を知る段階」から読むと、見せ方の知識を深められます。図面と建築の知識に自信が無い人は、2つ目の段階から読みましょう。

4つの知識をそろえてパースを作ろう

机に建築の本・住宅の図面・色の見本帳・ノートパソコンを並べ、腕を組んで見ている人
図面・建築の本・色の見本・ノートパソコンは、パースに要る4つの知識に当たる

3DCGパースを作るには、ソフトの操作のほかに、図面・建築・表現の知識が要ります。

この記事で解説した4つの知識は、次のとおりです。

  • 図面を読む力:パースの形のもとになる寸法と高さを読み取る
  • 建築の知識:図面だけでは分からない部材と材料を補う
  • 表現(光・構図・色の見せ方):パースらしい1枚に見せる
  • 3DCGソフトの操作:形・質感・光・画像の作業を進める

まずは、6つの段階の最初の「3DCGの仕組みを知る段階」から読んでみてください。

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この記事について

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