
3DCGパースの仕上げと権利の段階|カラーマネジメント・ポストプロダクション・添景・著作権
- 建築パースのレタッチは、いつ勉強すればいい?
- 人や樹木の素材を、どう使ってよいか分からない…
- レンダリングのあとに何をすればいいか知りたい
レンダリングした画像が、そのまま完成のパースだと思うかもしれません。しかし、パースはレンダリングのあとに色を直し、人や樹木などを足して仕上げます。
この記事で解説するのは、レタッチですること・素材を使う前に確かめること・仕上げと権利を知る段階で読む順番です。レンダリングのあとに何を学べばよいかが分かります。
建築3DCGパースの学び方は、記事を読んで知る6つの段階と、その間に入れる手を動かす練習でできています。6つの段階のうち5つ目が、この記事で解説する仕上げと権利を知る段階です。
仕上げと権利を知る段階とは

仕上げと権利を知る段階は、レンダリングした画像を人に見せられる1枚に仕上げる方法と、素材の権利を知る段階です。レンダリングは、3Dのデータから画像を計算して作ることです。
レンダリングのあとの画像の仕上げは、ポストプロダクションと呼ばれます。仕上げの中で画像に手を加えて直す作業が、レタッチです。
仕上げでは、人や樹木などの素材を画像に足します。そのため、素材を使うときの決まりも、この段階で一緒に知っておきます。
6つの段階の中での位置は、次のとおりです。
- 3DCGの仕組みを知る
- 図面と建築の知識を知る
- 3DCGソフトの操作を知る
- 3DCGパースの制作を知る
- 仕上げと権利を知る(画像の仕上げと素材の権利)
- 室内と動画を知る
レタッチですること

レンダリングした画像のレタッチですることは、主に次の3つです。
- 色の補正:明るさ・コントラスト・色味を整え、全体の印象をそろえる
- 添景の合成:人・樹木・車・空などを画像に足す
- 不自然な所の修正:レンダリングで出たノイズや、不自然な影などを直す
レタッチは、画像を編集するソフト(Photoshopなど)でするほか、Blenderの中のコンポジットという機能でもできます。
素材を使う前に確かめること

人や樹木、テクスチャ(面に貼る画像)、家具の3Dモデルなどの素材を使う前には、配っているサイトごとの利用条件を確かめてください。無料と書かれた素材でも、使い方の決まりはサイトによって違います。
確かめるのは、主に次の3つです。
- 仕事のパースに使ってよいか(商用利用)
- 作った人の名前を書く必要があるか(クレジット表記)
- 素材そのものを人に配ったり売ったりしてよいか
仕上げと権利を知る順番

ここまでのレタッチと素材の話は、この段階の4つの記事で詳しく読みます。この段階の記事は、色をそろえる仕組みから始め、画像の仕上げ、添景、著作権と素材の権利の順に読みます。
仕上げと権利を知る順番は、次の4つです。
- 色をそろえる仕組みを知る
- レンダリングした画像の仕上げを知る
- 添景を知る
- 著作権と素材の権利を知る
色をそろえる仕組みを知る
最初に、ソフト・画面・印刷のあいだで色をそろえる仕組み(カラーマネジメント)を知ります。画像の仕上げで色を直す前に、ソフト・画面・印刷のどこで色を合わせるのかを知っておくためです。
- 「建築3DCGパースのカラーマネジメントとは|ソフト・画面・印刷で色をそろえる仕組み」(準備中)
レンダリングした画像の仕上げを知る
色の扱いが分かったら、レンダリングした画像の仕上げを読みます。Blenderの中で仕上げるときの操作を知る記事は、Blenderのコンポジットの記事です。
- 「建築3DCGパースのポストプロダクションとは|レンダリングした画像の仕上げ」(準備中)
- 「Blenderのコンポジットとは|ノードでのレンダリング画像の仕上げ」(準備中)
添景を知る
添景は、パースに入れる人・樹木・車・空などのことで、生活の様子と大きさの感じを出します。置き方は、3Dの中に置く方法と、レタッチで画像に合成する方法の2通りです。
- 「建築3DCGパースの添景とは|人・植栽・車で出す大きさと生活感」(準備中)
著作権と素材の権利を知る
最後に、素材を作った人の権利(著作権)と、自分が作ったパースを人に渡すときの権利を知ります。添景やテクスチャには、ほかの人が作った素材を使うことが多いからです。
- 「建築3DCGパースの著作権とは|素材を使うとき・作品を渡すときの権利」(準備中)
次へ進む目安

添景を足して仕上げた外観を、図面から1枚作れたら、次の段階へ進みます。外観は、建物の外を写したパースです。
外観は、空や樹木・人などの添景を足して仕上げることが多いので、この段階の知識を使う練習になります。あわせて、使った素材の利用条件を書き出せるかも確かめます。
次は、最後の段階の、室内と動画を知る段階です。
レンダリングのあとの仕上げまで知ろう

仕上げと権利を知る段階では、レンダリングした画像を仕上げる方法と、素材の権利を知ります。
この記事で解説したことは、次の3つです。
- レタッチでは、色の補正・添景の合成・不自然な所の修正をする
- 素材は、商用利用・クレジット表記・配ってよいかの条件を確かめてから使う
- カラーマネジメント → 画像の仕上げ → 添景 → 著作権と素材の権利の順に読む
まずは、前の段階で作った1枚の色を、画面と印刷で見比べてみてください。
あわせて読みたい
- 「3DCGパースの制作を知る段階|モデリングからレンダリングまで」(準備中) — 前の段階で何を読んだかを確かめたいとき
- Blenderで建築パースを作るための全体像|作業のまとまりと読む順 — 仕上げの操作の記事がどこにあるかを知りたいとき
- 「3DCGの仕組みを知る段階|透視図法・色彩・デジタル画像」(準備中) — 色と画像の基本に戻りたいとき
- 「3DCGパースの室内と動画の段階|インテリアの計画・照明・色彩・エレメント・スタイルと動画」(準備中) — 次の段階で何を読むかを知りたいとき
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