職業訓練の建築CAD科|建築の知識とCADの操作
- 職業訓練の建築CAD科では、何を学べる?
- 建築CADを、人に教わって学べる場を探している…
- ハローワークの職業訓練で建築CADを学べるのか知りたい
CADのコースと聞くと、ソフトの操作だけを習うと思うかもしれません。
しかし、職業訓練の建築CADのコースでは、建築の知識とCADの操作の両方を学びます。
この記事で解説するのは、職業訓練の建築CADのコースで学ぶことと、期間と費用です。建築図面のほかの学び方と、どう組み合わさるかも分かります。
職業訓練(ハロートレーニング)は、仕事に就くために要る技能と知識を、国や都道府県が用意して教える制度です。
職業訓練の建築CAD科とは

職業訓練の建築CAD科は、国や都道府県の職業訓練の中にある、建築の知識とCADを学ぶコースです。
コースを行う施設は、国のポリテクセンター(高齢・障害・求職者雇用支援機構の職業訓練の施設)や、都道府県の職業能力開発センターなどです。
科の名前は施設ごとに違い、建築CAD科・建築CAD・サービス科・建築CADデザイン科などがあります。職業訓練には公共職業訓練と求職者支援訓練があり、どちらも、愛称はハロートレーニングです。
建築CAD科で学ぶこと

建築CADのコースでは、建築の知識とCADの操作を組み合わせて学びます。ポリテクセンター千葉・長野・福岡・山梨のコースは、Jw_cadやAutoCADで作図する時間を設けています。
たとえば、ポリテクセンター千葉の建築CAD・サービス科の6か月の訓練は、次の順です。
- 住宅の構造・法規と設計の仕事
- 2次元CAD(Jw_cad)
- 構造の部材の加工
- 内装の施工
- 2次元CAD(AutoCAD)
- 建築のプレゼンテーション
千葉の科は、CADのほかに、木造住宅の部材の加工や内装の施工の実習も行う科です。ほかに、ポリテクセンター長野の科はCADのあとにBIMを、ポリテクセンター福岡の科は電気や給排水の設備の図面も学びます。
関連する資格としては、ポリテクセンター千葉・長野・福岡・山梨と、東京都立の職業能力開発センターのコースが、どれも建築CAD検定を挙げています。
訓練の中で取る資格ではなく、受講する人が自分で申し込んで受ける資格です。
受講の条件と期間と費用

建築CADのコースは、主に仕事を探している人に向けた職業訓練です。たとえばポリテクセンター長野は、ハローワークに求職の申し込みをしていて、離職しているか退職の日が決まっている人を条件にしています。
ポリテクセンター千葉の科は、訓練の内容に関係する仕事に就きたい人を条件にし、建築の仕事の経験は特に要らないとしています。
期間は6か月ほどで、受講料は無料です。テキストの代金は自分で払い、ポリテクセンター千葉の科では約12,000円です(2026年10月時点)。
すでに働いている人に向けては、在職者向けの職業訓練(有料のセミナー)を行う施設もあります。受講の条件と申し込みの時期は、受ける前に、各施設のページかハローワークで確かめてください。
建築図面の学び方との関係

建築図面の学び方は、図面を読むことから施工図までを、次の6つの段階に分けたものです。
- 図面を読む
- CADの操作を知る
- 図面に要る建築の知識を知る
- 図面の書き方と決まりを知る
- 構造図と設備図を読む
- 施工図と工事を知る
建築CADのコースで学ぶ建築の知識とCADの操作は、このうち主に2〜4つ目の段階に当たります。読んで知ることと、手を動かして作図することを、6か月の中で講師に教わりながら進めるのが、職業訓練の形です。
職業訓練の建築CAD科を、住んでいる地域で確かめよう

職業訓練の建築CAD科では、国や都道府県の職業訓練の中で、建築の知識とCADを学べます。
この記事で解説したことは、次の4つです。
- 職業訓練(ハロートレーニング)には、建築CADのコースがある。科の名前は施設ごとに違う
- 建築の知識とCADの操作を組み合わせて学び、Jw_cadかAutoCADで作図する
- 主に仕事を探している人に向けた訓練で、期間は6か月ほど、受講料は無料
- 関連する資格に、建築CAD検定を挙げている
住んでいる地域で、建築CADのコースがあるかを、ハローワークや各施設のページで探してみてください。
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