
Jw_cadの外部ツール|形式変換ツールなど
- Jw_cadで開けないDWGを、変換するツールはある?
- PDFの図面をJWWに変えたい…
- Jw_cadと一緒に使える変換ツールを知りたい
2次元CADのJw_cad(ジェイダブリューキャド)で開けるのは、Jw_cadの形式のJWWと、DXFなどの決まった形式の図面です。
しかし取引先からは、AutoCADの形式であるDWGや、PDFの図面が届くこともあります。
DWGはJacConvertやDARE、PDFの図面はPDF to JWWなどの外部ツールで、JWWやDXFに変換できます。
この記事で解説するのは、それぞれのツールでできることと、変換の前とあとにすることです。
Jw_cadの外部ツールとは

Jw_cadの外部ツールは、Jw_cadで開けない形式の図面を、Jw_cadの外でJWWやDXFに変換するソフトやサービスです。Jw_cadで開けるのは、JWW・JWC・DXF・SFC・P21の図面です。
DWGを受け取ったときは、相手にDXFで送り直してもらうか、変換ツールでJWWやDXFにしてから開きます。
Jw_cadのその他メニューにある外部変形は、外部ツールと名前が似ていますが、別のものです。外部変形は、Jw_cadの中でプログラムを動かし、図形を作ったり変えたりする機能です。
DWGとJWWを変換するツール

この記事で紹介する、DWGとJWWのあいだで図面を変換できるツールは、JacConvertとDAREです。使い方と試し方の違いは、次の表のとおりです(2026年10月に公式の頁で確かめた内容)。
| 項目 | JacConvert | DARE |
|---|---|---|
| 使い方 | パソコンに入れるソフト | ブラウザーで使うWebのサービス(パソコンに入れるアプリもある) |
| 試し方 | 2か月は制限なしで試せる | 会員登録をすると試せる |
| DWGの変換に要るもの | 別のソフトのODAFileConverter | ほかのソフトは要らない |
それぞれのツールでできることを、次の順に紹介します。
- JacConvert
- DARE
JacConvert
JacConvert(ジャックコンバート)は、Jw_cadとAutoCADのあいだで図面のデータをやり取りするために作られたソフトです。JWW・JWC・DXF・DWGなどの形式を読み込めます。
書き込めるのは、JWW・JWC・DXF・DWG・PDFなどの形式です。いくつもの図面を、まとめて変換もできます。
DWGを変換するときに要るのは、ODAFileConverterという別のソフトです。JacConvertはシェアウエア(試してから買うソフト)で、2か月を過ぎて使い続けるときはライセンスを買います。
最新の版は、公式の頁で案内している「建築フォーラム」から入手します。
DARE
DARE(ダーレ)は、DWG・JWW・DXFなどの図面を、ブラウザーでほかの形式に変換するWebのサービスです。会員登録をすると、AutoCADもほかのソフトも入れずに、変換を試せます。

DAREには、パソコンに入れて使うWindowsのアプリもあります。そのうちのDARE Jwは、DWGやDXFのファイルをドラッグ&ドロップすると、JWWに変換するアプリです。
DARE Jwでは、JWWからDWGへの書き出しもできます。DARE Jwの無料体験版の期間は、7日間です。
PDFをJWWに変換するツール

PDFの図面をJWWにするなら、無料のソフトが2つあります。中身は、2026年10月に作者の説明で確かめた内容です。
- PDF to JWW
- PDF to JWW Converter
PDF to JWW
PDF to JWWは、PDFの中の線や文字を取り出して、JWWの図面に変換するフリーソフトです。変換するのはCADから書き出したPDFの線や文字で、PDFの中の写真や画像は変換しません。
紙をスキャナーや複合機で読み取って作ったPDF(スキャンして作ったPDF)は、変換できません。作者の説明にある動作OSは、Windows 10・8・7・XPです。
スキャンして作ったPDFは、画像としてJw_cadの図面に貼り、上からなぞって作図します。DAREの「画像変換」のように、PDFや画像をCADの図面に変換するサービスも使えます。
PDF to JWW Converter
PDF to JWW Converterは、PDFをJWWかDXFに変換するフリーソフトです。DXFにも書き出せる所が、PDF to JWWとの違いです。

作者の頁では、動作環境をWindows 11としています。版は、画面で操作するGUI版と、文字の命令で動かすCUI版の2つです。
変換の前とあとにすること

外部ツールで変換するときは、元の図面を残しておき、変換した図面は縮尺と線を確かめてから作図に使います。縮尺が合わないまま作図を進めると、あとで気づいたときに直す手間が大きくなるためです。
変換の前とあとにすることは、次の2つです。
- 変換する前に、元の図面を別の名前で残しておく。うまくいかなかったときに、元の図面から変換し直せる
- 変換した図面をJw_cadで開き、ステータスバーの縮尺と線色・線種を見てから、JWWで保存する
縮尺と線色・線種の見方は、DXFの図面と変わりません。手順はJw_cadのDXF形式で解説しています。
まずDXFを頼み、難しいときは変換ツールを使おう

外部ツールを使うと、Jw_cadで開けないDWGやPDFの図面を、JWWやDXFに変換できます。この記事で紹介したことは、次の4つです。
- DWGとJWWのあいだは、JacConvertかDAREで変換できる
- PDFの図面は、PDF to JWWかPDF to JWW Converterで変換できる
- スキャンして作ったPDFは、PDF to JWWでは変換できない。画像として貼ってなぞるか、画像をCADの図面に変換するサービスを使う
- 変換する前に元の図面を残し、変換したあとで縮尺と線を見る
DWGを受け取ったら、まず相手にDXFで送ってもらえるかを聞き、難しいときは変換ツールを使います。
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Jw_cadで建築図面を作図する方法を学ぶ講座は、建築CADコース(Jw_cad)で紹介しています。
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