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  1. Blenderのレンダリングの実行と画像の保存|結果の確認と保存

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Blenderのレンダリングの実行と画像の保存|結果の確認と保存

編集部 読了 約9分

  • レンダリングした画像を保存したい
  • 保存できない・保存されない
  • 保存先が分からない

Blender(ブレンダー)で建築パースを仕上げるときは、カメラから見た画像をレンダリングで作り、ファイルに保存します。

しかし、F12キーでレンダリングした画像は窓に出るだけで、保存の操作をしないとファイルになりません。

この記事では、レンダリングを実行して画像を保存する手順と、スロットで結果を見比べる方法を解説します。保存できない・背景が真っ黒になるときの直し方も分かります。

画面:Blender 5.2.2 LTS(日本語の表示)

始める前に

画面の区画
起動した直後の画面。①3Dビューポート ②トップバーのレンダーのメニュー

手順を始める前に、写したい向きにカメラを合わせておいてください。画像になるのは、シーンのアクティブカメラ(仕上がりの画像に使うカメラ)から見た範囲です。

画面の例は、起動した直後のシーン(立方体・カメラ・ライト)です。レンダーエンジン(画像を作る仕組み)は、最初に選ばれている EEVEE のままにしています。

レンダリングの実行とは

レンダーの窓
F12キーで開いたレンダーの窓。Blenderの画面とは別の窓として開き、アクティブカメラから見た立方体が画像になった

レンダリングの実行は、アクティブカメラから見た範囲を、選んだレンダーエンジンで画像にすることです。できた画像は、別の窓(レンダーの窓)に出ます。

レンダーの窓に出た画像は、まだファイルになっていません。窓の画像のメニューから保存して、初めてファイルになります。

F12キーでレンダリングする

レンダーのメニュー
トップバーのレンダーのメニュー。画像をレンダリングの行(赤い枠)に、同じ働きのキーのF12が出ている

F12キーを押すと、レンダーの窓が開き、アクティブカメラから見た画像ができます。押す場所は、3Dビューポートの上でも、レンダーの窓の上でもかまいません。

F12キーを押す

①の3Dビューポートにポインターを乗せて、F12キーを押します。

レンダーの窓が開き、画像ができあがりました。レンダーエンジンを Cycles(光の跳ね返りまで計算するエンジン)にしているときは、できあがるまでに時間がかかります。

これで、レンダリングを実行できました。②のトップバーのレンダーのメニューの画像をレンダリングを押しても、同じです。

画像を保存する

保存の画面
この節の手順で開いた保存の画面。フォルダーの場所の欄・ファイルの名前の欄・画像を別名保存のボタン(赤い枠)

保存するときは、レンダーの窓の画像のメニューの名前を付けて保存を押し、フォルダーと名前を決めます。手順は、次の3つです。

  • 画像のメニューの名前を付けて保存を押す
  • 保存するフォルダーを選ぶ
  • 名前を打って画像を別名保存を押す

「画像」のメニューの「名前を付けて保存」を押す

レンダーの窓のメニューの画像を押し、名前を付けて保存を押します。

画像のメニュー
画像のメニューの名前を付けて保存(赤い枠)

保存の画面が開きました。

保存するフォルダーを選ぶ

保存の画面のシステムの一覧から、保存したいフォルダーを押します。例ではデスクトップを押しました。

デスクトップを選んだ保存の画面
システムのデスクトップと、フォルダーの場所の欄(赤い枠)

フォルダーの場所の欄が、デスクトップのフォルダーに替わりました。この欄に出ているフォルダーが、保存先です。

名前を打って「画像を別名保存」を押す

ファイルの名前の欄(最初は Untitled.png)に名前を打ち、画像を別名保存のボタンを押します。名前の最後の .png は残してください。

選んだフォルダーに、PNG の画像が保存されます。

これで、画像を保存できました。Shift+Alt+Sキーでも、保存の画面を開けます。

ファイルの形式は、保存の画面のファイルフォーマットで替えられます。最初は PNG です。

スロットで結果を見比べる

スロットの一覧
レンダーの窓のSlot 1の欄を押して開いた一覧(赤い枠)。Slot 1〜Slot 8の8つが並ぶ

スロットは、レンダリングした画像を入れておく枠で、レンダーの窓に8つあります。ライトやカメラの位置、設定を変えてレンダリングし直すときは、スロットを替えてからF12キーを押します。

前の画像は元のスロットに残るので、替えながら見比べられるのが便利です。

スロットで見比べる手順は、次の2つです。

  • Slot 1の欄でSlot 2を選ぶ
  • F12キーでSlot 2にレンダリングする

「Slot 1」の欄で「Slot 2」を選ぶ

レンダーの窓のSlot 1と出ている欄を押し、一覧のSlot 2を押します。

Slot 2にした窓
Slot 2にしたレンダーの窓(赤い枠)。まだ何もレンダリングしていないので、細かい市松模様の空の状態

Slot 2に切り替わり、窓が空になりました。前の画像はSlot 1に残っています。

F12キーでSlot 2にレンダリングする

レンダーの窓にポインターを乗せて、F12キーを押します。

Slot 2にレンダリングした窓
Slot 2にレンダリングしたレンダーの窓(赤い枠)。例では設定を変えずにレンダリングしたので、Slot 1と同じ画像

Slot 2に、新しい画像ができました。

これで、2つの画像を見比べられるようになりました。Slot 2の欄でSlot 1に戻すと、前の画像が出ます。

名前を付けて保存で保存されるのは、いま出しているスロットの画像です。2枚とも残すときは、スロットを替えるたびに、別の名前で保存しましょう。

保存できない・背景が真っ黒になるとき

カメラが無いときのエラー
カメラを消してF12キーを押した画面。「シーン「Scene」にカメラがありません」と出た(赤い枠)

保存できない・背景が真っ黒になるときは、次の4つの症状から当てはまるものを探してください。

  • エラーが出てレンダリングできない
  • 保存したはずの画像が見つからない
  • 保存する前にレンダーの窓を閉じた
  • 保存した画像の背景が真っ黒

エラーが出てレンダリングできない

「シーン「Scene」にカメラがありません」と出たときは、3Dビューポートの追加→カメラでカメラを足してください。

カメラが無いシーンでは、足したカメラがそのままアクティブカメラになり、F12キーでレンダリングできます。

足したカメラは3Dカーソル(物を足す位置の目印)の位置に置かれるので、写したい向きに合わせ直してください。

保存したはずの画像が見つからない

Ctrl+Sキーで保存されるのは、作業中の .blend ファイルです。レンダリングした画像は、Ctrl+Sキーではファイルになりません。

画像は、レンダーの窓の画像のメニューの名前を付けて保存で、フォルダーを選んで保存し直してください。

保存する前にレンダーの窓を閉じた

レンダーの窓を閉じても(Escキーでも閉じる)、次にレンダリングするまでは画像が残っています。トップバーのレンダーのメニューのレンダー画像を表示(F11キー)で窓を出し直し、保存してください。

保存した画像の背景が真っ黒

背景を透過にした画像を JPEG で保存すると、透過していた所が黒になります。背景の透過は、プロパティエディターのレンダーのタブのフィルムの透過にチェックが入っているかで分かります。

フィルムの透過
レンダーのタブのフィルムのパネルの透過(赤い枠)。最初はチェックが入っていない

JPEG は透過を持てない形式なので、背景を透過したまま残すときは PNG で保存してください。

どの症状でもないときは、この記事の手順のとおりに、F12キーでのレンダリングから保存までをやり直してください。

F12キーでレンダリングして、画像を保存しよう

保存した画像
F12キーでレンダリングし、PNG で保存した画像

レンダリングの実行は、アクティブカメラから見た範囲を画像にすることで、保存するまでファイルにはなりません。この記事で解説したことは、次の3つです。

  • レンダリングする:F12キー(レンダー→画像をレンダリング)
  • 保存する:レンダーの窓の画像→名前を付けて保存→画像を別名保存
  • 見比べる:スロットを替えてからF12キー

まずは、起動した直後のシーンをF12キーでレンダリングして、デスクトップに保存してみてください。

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この記事について

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