
3Dスキャンと点群|フォトグラメトリ・建築での使いどころ
- 3Dスキャンや点群とは、何のこと?
- 改修前の建物を、どうやって3Dにするの?
- 写真から3Dのデータを作れるの?
建物の形は、図面から作るだけではありません。今ある建物そのものを測って、3Dのデータにする方法もあるのです。
この記事では、3Dスキャンでできる点群と、写真から形を求めるフォトグラメトリ、建築での使いどころを解説します。読むと分かるのは、実物を測って3Dにする方法の種類と使いどころです。
点群とは

3Dスキャンは、スキャナーで物や地形を測ることです。測ったデータを表すときに使う点の集まりが、点群です。
1つ1つの点が、測った物の表面の位置を持っています。測る道具には、レーザースキャナーやドローンがあります。
写真から形を求めるフォトグラメトリ

フォトグラメトリは、何枚もの写真から形を求めて、3Dのデータにする方法です。
建築での使いどころ

今ある建物の形をレーザースキャナーで取り、改修の設計や図面づくりに使う例があります。図面が散逸した構造物の復元設計では、まず形を測って図面にする、というのが公的な研究所の資料の説明です。
既存の建物をレーザースキャナーで測り、BIM のデータを作る例もあります。測ったデータから作った図面やモデルが、パースの形のもとです。
山の地形のような広い範囲を、点群にして形を取ることもあります。
測ったデータの使いどころを知っておこう

3Dスキャンは、実物の形を測って、3Dのデータにする方法です。
この記事で解説したことは、次の3つです。
- 点群:3Dスキャンで測ったデータを表す、点の集まり
- フォトグラメトリ:何枚もの写真から形を求める方法
- 使いどころ:既存の建物の改修や図面づくり、地形
身の回りで図面が残っていなさそうな建物を思い浮かべ、どこを測れば形が取れそうかを考えてみてください。
あわせて読みたい
- 図面からのモデリング|CAD図面から3Dモデルを作る方法 — 図面から建物の形を組み立てる流れを知りたいとき
- 「外構と地形のモデリング|敷地・高低差」(準備中) — 地形を3Dで作る方法を知りたいとき
- 「3DCGのモデリングの手法|形の作り方の種類」(準備中) — ほかの形の作り方と比べたいとき
会員登録(無料)
記事やテーマのお気に入り・学習履歴・フォローが使えます。
この記事について
PERSC編集部が、建築の制作に関わる知識を実務目線で整理しています。内容は公開・更新日時点の情報にもとづきます。誤りや古い情報にお気づきの場合はお問い合わせよりご連絡ください。