1. 3Dモデルの不具合|面のちらつき・隙間からの光漏れ・黒く写る面・見つけ方

3Dモデルの不具合|面のちらつき・隙間からの光漏れ・黒く写る面・見つけ方

編集部 読了 約3分

  • 画面を動かすと、面がちらついて見える
  • 部屋の角から、光が漏れて写る
  • 面が黒く写ってしまう

レンダリングすると、作っていたときには気づかなかった不具合が目立つことがあります。よく挙がるのは、面のちらつき・光漏れ・黒く写る面の3つです。

この記事では、レンダリングで目立つ3つの不具合と、その原因と見つけ方を解説します。読むと分かるのは、おかしな写り方を見たときに、形のどこを確かめればよいかです。

よくある3つの不具合

ちらついて見える重なった面・壁の隙間から漏れる光・黒く写った面の3つを並べた図
左から、面のちらつき、隙間からの光漏れ、黒く写る面です

3Dモデルによくある不具合は、次の3つです。

  • 面のちらつき
  • 隙間からの光漏れ
  • 黒く写る面

面のちらつき

同じ位置に面が重なっていると、画面を回したり動かしたりしたときに、面がちらついて見えます。この現象の名前が、Zファイティングです。

モデルが原点から遠すぎる所にあるときにも、同じちらつきが起きます。

ほかの人から受け取った図面のデータ(DWG・DXF)は、原点から遠い所に置かれていることが多いデータです。読み込んだら、原点の近くへ寄せてから作業します。

隙間からの光漏れ

壁と床、壁と天井のあいだに隙間があると、そこから漏れた光が写り込むのが光漏れです。

黒く写る面

面の表と裏が逆になっていると、その面が黒く写ることがあります。面の表の向きを示すのが、法線です。

不具合の見つけ方

部屋のモデルで、重なった面・取り合いの隙間・裏返った面のある所に印を付けた図
部屋のモデルで、3つの不具合が起きやすい所に印を付けました

3つの不具合の見つけ方を並べると、次の表のとおりです。

不具合見つけ方
面のちらつき重なった面を探す・原点からの位置を確かめる
光漏れ壁・床・天井の取り合いの所を拡大して見る
黒く写る面法線の向きを色で見る表示で探す(Blender では「面の向き」)

どれも、形の作り方か置き場所を見直せば直せます。

おかしな写り方を見たら形を確かめよう

模型の部屋の壁と床の隙間を、虫眼鏡でのぞき込んでいる人の挿絵
模型の部屋の隙間を、虫眼鏡でのぞき込んでいる様子です

レンダリングで目立つ不具合には、ちらつき・光漏れ・黒く写る面があります。

この記事で解説したことは、次の3つです。

  • 面のちらつき:同じ位置の面の重なりや、原点から遠い所で起きる
  • 光漏れ:取り合いの隙間から起きる
  • 黒く写る面:面の裏返りから起きる

レンダリングでおかしな写り方を見つけたら、表の3つのどれに当たるかを確かめてみてください。

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この記事について

PERSC編集部が、建築の制作に関わる知識を実務目線で整理しています。内容は公開・更新日時点の情報にもとづきます。誤りや古い情報にお気づきの場合はお問い合わせよりご連絡ください。