トークン|文章を数える単位
- AIのトークンって何?
- 日本語では何文字で1トークンなのか知りたい
- 料金や上限の説明に出てくるトークン数の意味が分からない
生成AIの料金や、一度に扱える長さの説明には、文字数ではなくトークンという単位が出てきます。文字数と同じものと思うかもしれませんが、トークンと文字数は別のものです。
この記事では、トークンが文字数と合わない理由と、日本語で多くなること、トークンで数える3つのものを解説します。日本語の文章のトークンの数を確かめる方法も分かります。
トークンは、AIが文章を区切って扱うときの単位です。
トークンとは

トークンとは、大規模言語モデルが文章を扱う最小の単位です。大規模言語モデルは膨大な文章で学習した言語モデルで、ChatGPT・Claude・Gemini などの中で文章を作っています。
大規模言語モデルは、入力された文章をトークンに区切ってから計算し、答えも、次のトークンを1つずつ予測して作ります。この区切る処理が、トークン化です。
区切り方は、モデルと言語によって違います。同じ文章でも、使うモデルが違えばトークンの数が変わることがあります。
トークンと文字数の違い

トークンが文字数と一致しないのは、1つのトークンに当たるものが決まっていないからです。語まるごとのことも、語の一部や1文字のことも、句読点のような記号のこともあります。
英語の目安は、ChatGPT を提供する OpenAI のモデルで、1トークンがおよそ4文字、語にするとおよそ4分の3語です(2026年10月時点)。
これは英語の文字(アルファベット)の目安で、ほかの言語では文字とトークンの関係が違うことがあります。
区切り方は、同じ会社のモデルでも変わることがあります。
Claude を提供する Anthropic では、Claude 4.7 以降のモデルで、同じ文章のトークンが前のモデルより約30%多くなりました(2026年10月時点)。
日本語のトークンの数

区切り方は言語によっても違い、日本語には英語と違う点があります。日本語のトークンの数について知っておくことは、次の2つです。
- 英語より多くなる
- 何文字で1トークンかは決まっていない
英語より多くなる
一般に、日本語の文章は、同じ内容の英語の文章よりトークンの数が多くなります。1文字が複数のトークンに分かれることがあるのも、日本語の特徴です。
何文字で1トークンかは決まっていない
日本語では、何文字で1トークンになるかの決まった数はありません。区切り方がモデルごとに違い、同じ会社のモデルでも版によって変わるためです。
文章のトークンの正確な数を知る方法は、使うモデルに合わせて数えることです。
OpenAI は文章の区切り方を見られる Tokenizer を用意し、Anthropic は API でモデルごとにトークンを数えられるようにしています(2026年10月時点)。
ただし、ふつうの文章で数えた数と、API で頼むときに実際に使うトークンの数は、一致しないことがあります。
トークンで数えるもの

トークンの数は、AIに渡せる量と使った量にかかわります。大規模言語モデルでトークンで数えるものは、次の3つです。
- 一度に扱える長さ
- 出せる長さ
- API の料金
一度に扱える長さ
大規模言語モデルが答えを作るときに参照できる文章の全部が、コンテキストウィンドウです。会話や読ませた資料、答えまで含めた全体をトークンで数え、その長さには上限があります。
出せる長さ
コンテキストウィンドウとは別に、1回の答えで出せる長さにも、トークンで数える上限があります。どちらの上限も、大きさはモデルによってさまざまです。
API の料金
API は、インターネット経由でほかのサービスの機能を呼び出す仕組みを言います。API で大規模言語モデルを使うときの料金の計算に使うのが、トークンの数です。
1トークンあたりの値段はモデルによって違い、入力(頼む文や読ませた資料)と出力(AIの答え)でも違うことがあります。
日本語はトークンが多いことを知って AI に渡す量を見込もう

トークンは、大規模言語モデルが文章を扱う最小の単位で、文字数とは一致しません。トークンで数えるのは、次の3つです。
- 一度に扱える長さ
- 出せる長さ
- API の料金
日本語の何文字で1トークンかの決まった数は無いので、長い資料を渡すときや API の料金を見込むときは、使うモデルで数えてみてください。
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