1. インテリアの法規と制度とは|法律・規格・表示

インテリアの法規と制度とは|法律・規格・表示

編集部 読了 約7分

  • インテリアの仕事には、どんな法律がかかわるの?
  • 内装や家具を選ぶときに、どの決まりを確かめればいいの?
  • インテリアにかかわる法律・規格・表示の全体を知りたい

インテリアの仕事では、内装の仕上げ・家具・カーテン・照明などを扱います。しかし、物ごとにかかわる法律や規格が違い、どこから確かめればよいかが分かりにくいところです。

この記事では、インテリアにかかわる法律・規格・表示を4つの分野に分けて、それぞれの決まりの要点を解説します。自分の仕事にかかわる決まりと、詳しく読む記事が分かります。

インテリアの法規と制度とは

インテリアの事務所の大きな棚の前で、若い担当が何冊かの資料のファイルを抱えて振り返っている場面
若い担当が何冊かの資料のファイルを抱えて振り返っている場面のイメージ

インテリアの法規と制度は、インテリアの仕事にかかわる法律・規格・制度・表示のことです。

インテリアは、辞典では建物の内部と、壁紙・床材・照明器具・家具など室内を装飾するものを指します。

インテリア産業協会が公開している資格の試験の範囲の資料でも、インテリアにかかわる法規・規格・制度・表示を、建築・住宅、省エネ・環境・リサイクル、高齢者・障害者配慮、品質・安全性の分野で挙げています。

法律・規格・表示は、それぞれ性格が違い、次の表のとおりです。

種類性格例
法律守る義務がある建築基準法・消防法・家庭用品品質表示法
規格使うかは任意で、法令に引かれると守る義務が生じるJIS・JAS
表示とマーク法律で決まったものと、団体の制度のものがある製品の安全を示す PSCマーク(法律)・SGマーク(団体)

建築と住宅の法律

住宅の内装工事中の部屋で、若い担当が窓の前にメジャーを当てて、窓の大きさを測っている場面
若い担当が窓の前にメジャーを当てて、窓の大きさを測っている場面のイメージ

建築と住宅の法律は、部屋の窓や天井、壁と天井の仕上げ、建材、カーテンやじゅうたんにかかわります。この分野の記事は、次の5つです。

  • 建築基準法とインテリア
  • インテリアの内装制限
  • インテリアのシックハウス対策
  • 住宅品確法とインテリア
  • 消防法と防炎物品

建築基準法とインテリア

建築基準法は、建物の最低の基準を定める法律で、住宅の居室の窓・天井の高さ・階段に数値の決まりがあります。採光と換気の決まりで、ふすまで仕切った2つの部屋を1つの部屋とみなすのも、この法律です。

居室の採光・換気・天井・階段の決まりは、次の記事で解説しています。

» 「建築基準法とインテリア|内装・採光・換気・階段」(準備中)

インテリアの内装制限

内装制限は、決まった建物と火を使う部屋で、壁と天井の仕上げを燃えにくい材料にする決まりです。住宅では、2階建て以上の住宅の最上階以外の階にある、火を使うキッチンなどが対象です。

キッチンの壁と天井に使える材料の等級は、次の記事で解説しています。

» 「インテリアの内装制限|燃えにくい内装にする部屋と材料」(準備中)

インテリアのシックハウス対策

シックハウス対策は、ホルムアルデヒドを出す建材の使い方を制限し、居室に機械換気を求める決まりです。床材や壁紙、造り付けの家具を選ぶときに、F☆☆☆☆ などの等級がかかわります。

建材の等級と24時間換気の決まりは、次の記事で解説しています。

» 「インテリアのシックハウス対策|建材の等級F☆☆☆☆と24時間換気」(準備中)

住宅品確法とインテリア

住宅品確法は、住宅の性能を共通の基準で示す住宅性能表示と、新築住宅の構造と雨水を防ぐ部分の欠陥への10年の責任を定めた法律です。

性能表示には、空気環境や高齢者等への配慮など、インテリアにかかわる選択の項目があります。

性能表示の項目と10年の責任の範囲は、次の記事で解説しています。

» 「住宅品確法とインテリア|住宅性能表示と欠陥への責任」(準備中)

消防法と防炎物品

消防法では、高さ31mを超える建物や、劇場・飲食店・ホテル・病院などで使うカーテンやじゅうたんを、燃えにくい防炎物品にします。高さ31mを超えるマンションの住戸も、この決まりの対象です。

対象の建物と防炎ラベルの決まりは、次の記事で解説しています。

» 「消防法と防炎物品|カーテン・じゅうたんの防炎」(準備中)

省エネルギーの基準と制度

住宅の打合せの机で、若い担当が窓の模型の断面を施主に見せて説明している場面
若い担当が窓の模型の断面を施主に見せて説明している場面のイメージ

省エネルギーの基準と制度は、住まい全体の断熱と設備、窓のサッシや照明器具などの製品にかかわります。この分野の記事は、次の2つです。

  • 住宅の省エネ基準
  • トップランナー制度

住宅の省エネ基準

住宅の省エネ基準は、窓を含む外皮の断熱と、冷暖房・換気・照明・給湯の設備が使うエネルギーの量の2つで決まります。2025年4月から、すべての新築で適合が義務になりました。

基準の中身と、販売や賃貸の広告に付ける省エネ性能ラベルは、次の記事で解説しています。

» 「住宅の省エネ基準|建築物省エネ法」(準備中)

トップランナー制度

トップランナー制度は、エアコンや照明器具などの家電と、断熱材・サッシ・複層ガラスの建材に、省エネの目標を決める制度です。

省エネルギーラベルの色は、この制度の目標をどれだけ達成したかを示し、100%以上なら緑です。

対象の製品とラベルの見方は、次の記事で解説しています。

» 「トップランナー制度|家電・照明・建材の省エネ基準」(準備中)

高齢者や障害のある人への配慮

病院の広いロビーで、若い設計者が手すりと床の色の違いを確かめながら歩いている場面
若い設計者が手すりと床の色の違いを確かめながら歩いている場面のイメージ

高齢者や障害のある人への配慮の決まりは、店舗や施設の床の仕上げ・階段・標識と案内板にかかわります。この分野の記事は、バリアフリー法の1つです。

バリアフリー法とインテリア

バリアフリー法は、病院・百貨店・ホテルなどで床面積2,000㎡以上の建物を新築・増築・改築・用途の変更するときに、使いやすい建物の基準への適合を義務づける法律です。

共同住宅などには、基準に合わせる努力が求められます。

対象の建物と、内装とサイン(標識と案内板)に効く基準は、次の記事で解説しています。

» 「バリアフリー法とインテリア|使いやすい建物の基準と対象」(準備中)

品質と安全の規格と表示

家具の店の売場で、若い担当が木のチェストの引き出しを開けて、中の札をのぞいている場面
若い担当が木のチェストの引き出しを開けて、中の札をのぞいている場面のイメージ

品質と安全の規格と表示は、建材・家具・カーテン・ベビー用品などの製品にかかわります。この分野の記事は、次の3つです。

  • JISとJAS
  • 家庭用品品質表示法
  • 製品の安全マーク

JISとJAS

JIS は工業製品などの国の規格、JAS は食品や合板・フローリングなど林産物の国の規格です。建材の F☆☆☆☆ の等級も、JIS と JAS の区分を使っています。

2つの違いとインテリアにかかわる規格の例は、次の記事で解説しています。

» 「JISとJAS|製品の規格」(準備中)

家庭用品品質表示法

家庭用品品質表示法は、政令で決めた家庭用品に品質の表示を求める法律です。たんす・机とテーブル・椅子・マットレス・カーテン・床敷物が、インテリアにかかわる対象の品です。

家具とカーテンに表示する事項は、次の記事で解説しています。

» 「家庭用品品質表示法|家具・カーテン・カーペットの表示」(準備中)

製品の安全マーク

PSCマークは、消費生活用製品安全法の特定製品に付ける表示で、無いと売れません。SGマークは、製品安全協会の基準に合うと認証された製品に付き、人身事故の賠償がつきます。

2つのマークの違いと対象の品は、次の記事で解説しています。

» 「製品の安全マーク|PSCマーク・SGマーク」(準備中)

仕事に近い分野から法規を確かめよう

インテリアの事務所の机で、若い担当が4色の付箋を付けた資料を前に、ノートに分野ごとのメモを書いている場面
若い担当が4色の付箋を付けた資料を前に、ノートに分野ごとのメモを書いている場面のイメージ

インテリアの法規と制度は、インテリアの仕事にかかわる法律・規格・制度・表示です。この記事で解説したのは、次の4つの分野です。

  • 建築と住宅の法律
  • 省エネルギーの基準と制度
  • 高齢者や障害のある人への配慮
  • 品質と安全の規格と表示

まずは、自分の仕事でいちばん扱う物にかかわる分野の記事から読んでみてください。

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  • 「インテリアとは何か|室内の空間と、それをつくる要素」(準備中) — インテリアという仕事の全体を知りたいとき
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