search
  1. ChatGPTでの施主への説明とメールの下書き|専門の言葉の言い換え・決めてほしいことの伝え方

ChatGPT

ChatGPTでの施主への説明とメールの下書き|専門の言葉の言い換え・決めてほしいことの伝え方

編集部 読了 約5分

  • ChatGPT で施主に送るメールを作れる?
  • 専門の言葉ばかりの説明を、施主に分かる言葉にしたい
  • 施主に決めてほしいことを、期限まで伝わるように書く方法を知りたい

建築士法は、建築士に、設計を頼んだ人(委託者)へ設計の内容を適切に説明するよう努めることを求めています。施主が設計を頼んだ人なら、説明の相手は施主です。

その説明の文やメールの下書きは、ChatGPT に作らせて、専門の言葉を言い換えさせることもできます。

しかし、ChatGPT の出力は常に正確とは限らず、言い換えで意味がずれていないかを確かめるのは自分です。

この記事では、施主への説明とメールの下書きを ChatGPT で作る方法を解説します。読むと、頼み方と、言い換えた意味を確かめる所が分かります。

この記事でいう施主への説明は、設計の内容や決めてほしいことを、メールなどの文で施主に伝えることです。

ChatGPT の機能は、2026年10月時点のものです。

施主への説明の文に入れる3つのこと

施主への説明の文に入れる3つのこと
施主への説明の文の並び。決めてほしいことと期限を先に置く

施主への説明の文には、次の3つを入れます。

  • 施主に決めてほしいこと
  • 決めてほしい期限
  • 設計の内容の説明

決めてほしいことと期限の置き場所は、文の最初です。

大事なことを先に置く形は、ChatGPT の公式の頼み方の例にもあります。打合せのメモから知らせの文を作るときに、決まったことと次の作業を先に置くよう頼む例です。

設計の内容の説明では、専門の言葉に言い換えか短い説明を添えてください。言い換える前の元の言葉は、あとで図面や見積書と見比べられるよう、手順2で ChatGPT に表にさせます。

ChatGPTで施主への説明の下書きを作る

ChatGPTで施主への説明の下書きを作る
ChatGPT に作らせるメールの下書きと、言い換えの一覧の形

頼む文に書くのは、何を作るか(目的)・読み手と伝えたいこと(材料)・先に置くこと(出力の形)・変えてはいけない数の4つです。

公式の頼み方の説明も、大事な頼みでは、目的・材料・出力の形・変えてはいけないことを必要な分だけ書くよう勧めています。

施主の名前や案件の資料を貼る前には、ChatGPT の学習の設定とプランを確かめてください。設定とプランの確かめ方は、ChatGPTを使った成果物の確かめ方|建築士の責任で解説しています。

下書きの作り方は、次の2つの手順です。

  1. 読み手と伝えたいことを書いて頼む
  2. 言い換えた言葉の一覧を出させる

読み手と伝えたいことを書いて頼む

ChatGPT の新しいチャットに、次の文を送ります。【 】の所は案件に合わせて書き換え、設計の内容は図面を付けずに自分の文で書きます。

施主に送るメールの下書きを作ってください。
施主は【家づくりが初めての夫婦】です。
伝えたいのは次のことです。【設計の内容・決めてほしいこと・期限】
決めてほしいことと期限を、メールの最初に書いてください。
使う数は次のとおりで、変えないでください。【寸法・金額・日付】

言い換えた言葉の一覧を出させる

続けて、同じチャットで、専門の言葉の言い換えと、その一覧を頼みます。

メールの中の専門の言葉に、施主に分かる言い換えか短い説明を付けて、メールを書き直してください。
数は変えないでください。
最後に、言い換えた言葉と元の言葉を並べた表を付けてください。

返ってきたメールと表は、確かめる前の下書きです。表は施主に送らず、確かめるときの手元の資料にします。

言い換えた意味と数を元の資料で確かめる

言い換えた意味と数を元の資料で確かめる
メールの下書きで確かめる所と、照らす資料

メールの下書きを施主に送るのは、元の資料で確かめてからです。ChatGPT の公式の説明も、大事な数・名前・日付・主張を確かめるよう勧めています。

確かめるのは、次の3つです。

  • 言い換え:メールの本文を表と見比べ、元の言葉の意味とずれていないか。表に載らない専門の言葉が残っていないか(図面・仕様書・辞書と照らす)
  • 数:寸法・金額・日付・期限が、図面・見積書・打合せの記録と同じか
  • 表:送る前に、メールの最後に付いた表を消したか

言い換えで意味が変わったときは、ChatGPT に「この言い換えはやめて、元の言葉に説明を添えて」と頼み直してください。メールを送るのは自分なので、施主に聞かれたら1文ずつ説明できるかを読み直します。

ChatGPTで施主への説明を下書きし、言い換えを確かめてから送ろう

ChatGPTで施主への説明を下書きし、言い換えを確かめてから送ろう
ChatGPT での施主への説明づくりのまとめ

ChatGPT での施主への説明づくりは、読み手と伝えたいことを渡して下書きを作らせ、言い換えと数を元の資料で確かめるまでがひと続きです。

この記事で解説したことは、次の3つです。

  • 施主への説明の文に入れる3つのこと
  • ChatGPTで施主への説明の下書きを作る
  • 言い換えた意味と数を元の資料で確かめる

次に施主へメールを送るときは、決めてほしいことと期限を先に書くよう、ChatGPT に頼んでみてください。

あわせて読みたい

  • ChatGPTでの施主との打合せの議事録|決まったこと・宿題・変更の記録 — 打合せで決まったことと宿題を、ChatGPT で整理したいとき
  • ChatGPTを使った成果物の確かめ方|建築士の責任 — 施主の情報を渡す前の設定と、確かめる所を知りたいとき
  • 「ChatGPTでの見積書のわかりやすい説明|項目の説明文の下書き」(準備中) — 見積書の項目の意味を、施主向けの文にしたいとき
  • 「ChatGPTでの文章の推敲と言い換え|敬語・言い回し・長さの調整」(準備中) — 敬語や長さを ChatGPT で整えたいとき
  • 「ChatGPTへの頼み方|OpenAIが勧める書き方」(準備中) — ChatGPT への頼み方の書き方を詳しく知りたいとき

会員登録(無料)

記事やテーマのお気に入り・学習履歴・フォローが使えます。

この記事について

PERSC編集部が、建築の制作に関わる知識を実務目線で整理しています。内容は公開・更新日時点の情報にもとづきます。誤りや古い情報にお気づきの場合はお問い合わせよりご連絡ください。

PERSC では、記事の次の段としてオンライン講座とプラグインを用意しています。