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  1. Blenderの出力プロパティ|解像度・ファイル形式・保存先

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Blenderの出力プロパティ|解像度・ファイル形式・保存先

編集部 読了 約9分

  • 出力プロパティがどこにあるか知りたい
  • レンダリングする画像の大きさを決めたい
  • 保存するファイルの形式を選びたい

Blender(ブレンダー)でレンダリングする画像の大きさと、保存するファイルの形式は、プロパティエディターの出力プロパティで決めます。

しかし、保存先の欄は1枚の画像には効かないなど、どの設定がいつ効くかは欄を見ただけでは分かりません。

この記事では、出力プロパティの開き方と、解像度・ファイルフォーマットを決める手順を解説します。保存先(出力のパス)が使われる場面と、1枚の画像の保存の仕方も分かります。

画面:Blender 5.2.2 LTS(日本語の表示)

始める前に

画面の区画
起動した直後に出力のタブを開いた画面。①プロパティエディター ②出力のタブ

手順を始める前に、①のプロパティエディターで、②の出力のタブ(プリンターの絵)を押してください。画面の例は、起動した直後のシーンです。

出力プロパティとは

出力のタブ
出力のタブに並ぶフォーマットと出力のパネル(赤い枠)

出力プロパティは、レンダリングする画像の大きさと、保存するファイルの形式・保存先を決める設定です。フォーマットのパネルで大きさを、出力のパネルで形式と保存先を決めます。

解像度はF12キーでレンダリングする画像の大きさに、ファイルフォーマットは保存するファイルの形式に効く設定です。

解像度を決める

フォーマットのパネル
フォーマットのパネルの解像度 X・Y・%(赤い枠)。最初は1920 px・1080 px・100%

画像の大きさは、フォーマットのパネルの解像度 XとYに、横と縦の画素数を打って決めます。手順は、次の2つです。

  • 解像度 XとYに画素数を打つ
  • 試すときは%を下げる

「解像度 X」と「Y」に画素数を打つ

解像度 Xの欄を押して横の画素数を打ち、Enterキーを押します。続けてYに縦の画素数を打ってください。

欄の数が、打った画素数に替わりました。縦長の画像にするときは、Y を X より大きくします。

試すときは「%」を下げる

%の欄を押して「50」と打ち、Enterキーを押します。%は、X と Y の大きさを割合で変える欄です。

%を50%にした欄
%を50% にしたフォーマットのパネル(赤い枠)

%の欄が50% になりました。

これで、画像の大きさを決められました。1920×1080 のまま%を50% にすると、レンダリングした画像は縦横の比を変えずに960×540 になります。

例の立方体のシーンを Cycles でレンダリングすると、50% では100% のおよそ4分の1の時間で済みました。

仕上げのときは%を100% に戻してください。

印刷に使う画像の画素数は、印刷の大きさ(mm)÷25.4×印刷の解像度(dpi)で出せます。dpi は、印刷所やプリンターの指定に合わせてください。

ファイルフォーマットを選ぶ

出力のパネル
出力のパネルのファイルフォーマットと、その下の欄(赤い枠)。最初は PNG

保存する形式は、出力のパネルのファイルフォーマットで選びます。最初は PNG で、ここで選んだ形式が、レンダーの窓から開く保存の画面の形式にもなります。

形式を選ぶ手順は、次の2つです。

  • ファイルフォーマットの欄を押す
  • 形式を押す

「ファイルフォーマット」の欄を押す

出力のパネルのファイルフォーマットの欄(「ファイルフォ…」と切れて出る欄)を押します。

ファイルフォーマットの一覧
ファイルフォーマットの一覧(赤い枠)。PNG・JPEG・OpenEXR・WebP などが並ぶ

選べる形式の一覧が開きました。

形式を押す

一覧のJPEG (.jpg)を押します。

JPEGにした出力のパネル
ファイルフォーマットをJPEG (.jpg)にした出力のパネル。カラーと品質(赤い枠)

カラーは BW(白黒)と RGB(色)だけになり、色深度と圧縮の代わりに品質(最初は90%)が出ました。

これで、保存する形式を選べました。

PNGとJPEGを使い分ける

JPEGにしたあとの保存の画面
JPEG (.jpg)にしてから開いた保存の画面。ファイルフォーマットと品質(赤い枠)が出力プロパティと同じ。フォルダーの中身はぼかした

PNG と JPEG は、透過の情報を持てるかと、ファイルの大きさが違います。

形式透過の情報出る欄例の画像の大きさ
PNG持てる(「カラー」の RGBA=色と透過)「色深度」(8・16)・「圧縮」(最初は15%。上げてもファイルが小さくなるだけで、画質は変わらない)約1.2MB
JPEG持てない(「カラー」は BW・RGB だけ)「品質」(最初は90%)約47KB

※例の画像の大きさは、起動した直後のシーンを1920×1080 でレンダリングし、それぞれの最初の設定で保存したときの値

仕上げの画像を手元に残すなら PNG、メールなどで軽く送るなら JPEG が向きます。背景を透過して残すときは PNG にし、レンダーのタブのフィルムの透過にもチェックを入れてください。

1枚の画像は、F12キーでレンダリングしたあと、レンダーの窓の画像のメニューの名前を付けて保存で保存します。そのとき開く保存の画面の形式が、ここで選んだ形式です。

保存の画面のファイルフォーマットでも、選び直せます。

保存先(出力のパス)が使われる場面

出力のパスの欄
出力のパネルの、出力のパスの欄(赤い枠)。最初は /tmp\

出力のパスは、アニメーションをレンダリングしたときに、1コマずつの画像を保存するフォルダーとファイルの名前です。F12キーでレンダリングした1枚の画像は、ここには保存されません。

アニメーション(Ctrl+F12キー)では、パスの名前のあとに4けたのコマの番号が付いた画像が保存されます。

最初の /tmp\ のままだと、Windows では C:\tmp\ のフォルダーに 0001.png・0002.png… の名前で保存されました。

保存先を変えるときは、パスの欄に保存したいフォルダーの場所を打ちます。

パスの頭を「//」にすれば、作業中の .blend ファイルと同じフォルダーが保存先です。たとえば「//render_」と打つと、render_0001.png の名前になります。

「//」は、先に .blend ファイルを保存してから使ってください。ファイル拡張子にチェックが入っていると、.png などの拡張子が自動で付きます。

出力のタブのほかの設定

出力のほかの設定
アスペクト X・レンダー領域・フレームレート、フレーム範囲のパネル、メディアタイプ(赤い枠)

出力のタブのほかの欄は、静止画のパースでは最初の値のままで使えます。おもな5つの欄を、次の表にまとめました。

欄決めること
メディアタイプ画像で保存するか、動画で保存するか(最初は「画像」)
アスペクト X・Y1つの画素の形(最初は 1.000 の正方形。画像の縦横の比とは別)
レンダー領域画面の一部だけのレンダリング
フレームレートアニメーションの1秒あたりのコマ数(最初は24 FPS)
フレーム範囲アニメーションの開始と終了のコマ(最初は1〜250)

解像度と形式を決めて、パースを書き出そう

保存した画像
%を100% に戻し、1920×1080・PNG で、F12キーでレンダリングして保存した画像

出力プロパティは、画像の大きさ・形式・保存先を決める設定で、出力のタブに並びます。この記事で解説したことは、次の3つです。

  • 解像度:解像度 XとYで大きさを決め、試すときは%を下げる
  • ファイルフォーマット:手元に残す仕上げは PNG、軽く送るなら JPEG
  • 出力のパス:アニメーションのコマを保存する場所。1枚の画像はレンダーの窓から保存する

まずは%を50% にして試しにレンダリングし、構図が決まったら100% に戻して仕上げてください。

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