建築図面に必要な建築の基礎知識の勉強|構造・材料・寸法と納まり
- 建築図面に要る建築の基礎知識は、何を勉強すればいい?
- 壁の厚みや窓まわりを、どう作図すればいいか分からない…
- 納まりの勉強を、どこから始めればいいか知りたい
CADの操作を覚えれば、壁や窓も作図できると思うかもしれません。
しかし、何を作図するかは、CADの操作ではなく建築の知識で決まります。
この記事で解説するのは、建築の基礎知識を勉強する順番と、次へ進む目安です。図面によく出てくる納まりという言葉の意味も分かります。
図面に要る建築の知識の段階は、建築図面の学び方の6つの段階のうち、3つ目の段階です。
建築の基礎知識を知る段階とは

建築の基礎知識を知る段階は、CADの操作を知ったあとで、図面に描かれる建物のつくりを知る段階です。CADで作図するには、操作のほかに建築の基礎知識が要ります。
この段階は、6つの段階のうちの「図面に要る建築の知識を知る」段階に当たります。
ここで知るのは、木造・鉄筋コンクリート造・鉄骨造の構造の違いや、建築で使う用語などです。学校で学んだ建築の基礎を、図面に作図するものと結びつけて確かめ直す段階でもあります。
建築図面の学び方の6つの段階は、次のとおりです。この記事は3つ目の段階を扱います。
- 図面を読む
- CADの操作を知る
- 図面に要る建築の知識を知る
- 図面の書き方と決まりを知る
- 構造図と設備図を読む
- 施工図と工事を知る
建築の基礎知識を勉強する順番

建築の基礎知識は、入門から始めて、構造、材料、寸法と納まりの順に読みます。建物の全体をつかんでから、骨組み、使う材料、寸法の決まり方へと、細かいほうへ進む並びです。
次の4つの記事を、上から順に読みます。
- 「建築とは何か|建物を計画し、形にすること」(準備中)
- 「建築の構造とは|建物を支える骨組み」(準備中)
- 「建築の材料とは|分類と性能」(準備中)
- 「建築の寸法と納まりとは|寸法はどこから来るか」(準備中)
納まりとは

納まりとは、部材どうしの取り付け具合や取り合わせのことです。取り合わせが合理的で調和がとれていることを、納まりがよいといいます。
たとえば「開口部の納まり」は、窓や戸のまわりで、枠と壁などの部材がどう取り付いているかのことです。壁の厚みや窓まわりの作図は、こうした納まりを知ると決めやすくなります。
納まりの考え方を解説する記事は、「建築の寸法と納まりとは|寸法はどこから来るか」(準備中)です。
次へ進む目安

矩計図に表れる部材の重なりと名前、壁の厚み、開口部の納まりが分かれば、次の段階へ進みます。矩計図は、外壁の部分を中心に建物を縦に切った断面を、基礎から屋根まで詳しく作図した図面です。
矩計図には、高さと材料の重なりが表れます。そのため、部材の名前と厚みを確かめるのに向いた図面です。
3つが分かったら、次は図面の書き方と決まりを知る段階です。
建物のつくりを知って、何を作図するかを決めよう

建築の基礎知識を知る段階では、建物のつくりを知り、図面に何を作図するかを決められるようにします。
この記事で解説したことは、次の3つです。
- 建築の基礎知識は、入門 → 構造 → 材料 → 寸法と納まりの順に読む
- 矩計図に表れる部材の重なりと名前、壁の厚み、開口部の納まりが分かれば次へ進む
- 納まりは、部材どうしの取り付け具合や取り合わせのこと
身近な建物の壁や窓まわりを見て、どんな部材が重なっているかを考えてみてください。
あわせて読みたい
- 建築図面の3つの種類|意匠図・構造図・設備図 — 建物のつくりを表す図面の種類を知りたいとき
- 「Jw_cadの勉強方法と練習の順番|建築図面のCAD操作を知る段階」(準備中) — 1つ前の段階で何を練習するかを知りたいとき
- 「建築図面の製図と法規の勉強方法|書き方と決まりを知る段階」(準備中) — 次の段階で何を読むかを知りたいとき
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