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  1. Appleシリコン|Mシリーズのチップ

Appleシリコン|Mシリーズのチップ

編集部 読了 約6分

  • AppleシリコンやMシリーズって何?
  • MacのGPUやメモリを、WindowsのVRAMと同じように見ていいの?
  • Macのメモリは、あとから足せるの?

Appleシリコンを搭載したMacは、グラフィックボードを積んだWindowsのパソコンとは、CPU・GPU・メモリの作りが違います。

しかし、その作りを知らないと、ソフトの動作環境のMacの欄をどう読めばよいかが分かりません。

この記事では、Appleシリコンの作りと、動作環境のMacの欄の読み方、メモリを決める時期と量の見方を解説します。BlenderのMac版と、Macで使えない機能やソフトも分かります。

Appleシリコンとは、AppleがMacのために作るチップで、CPUとGPUなどを1つにまとめたものです。

チップとメモリの作り

光る1枚のチップの中に、いくつもの部品がまとまっている様子を見ている人の挿絵
AppleシリコンのMacでは、CPUとGPUが1つのメモリを分け合います

このチップでは、CPUとGPUが1つのメモリを分け合って使います。この作りを、ユニファイドメモリと呼びます。

そのため、GPU専用のメモリのVRAM(ビデオメモリ)は、AppleシリコンのMacには別にありません。

Macは、2020年のM1から、それまでのIntelのチップからAppleシリコンへ移り始めました。Vectorworks 2026の動作環境は、IntelのMacの欄をVRAMの量で書いています。

MシリーズのMacの欄はチップとメモリで読む

画面の、デスクトップの欄とノートの欄を見比べている人の挿絵
MシリーズのMacの欄は、チップの名前とメモリの量で読みます

WindowsのVRAMの欄は、AppleシリコンのMacには、そのまま当てはまりません。MシリーズのMacのグラフィックスの欄を、チップの名前とメモリの量で書くソフトがあります。

Vectorworks 2026のグラフィックスの欄は、WindowsとIntelのMacではVRAMの量です(2026年10月時点)。

どちらも、エントリー・ミドル・ハイエンドの順に、2GB以上・4GB以上・8GB以上です。

MシリーズのMacでは、チップの名前とメモリの量で、「M1 16GB以上」「M1 Pro 16GB以上」「M1 Max 32GB以上」と書かれています。

グラフィックスの欄のほかに、メモリの欄も、WindowsとMacで値を分けて書くソフトがあります。

Vectorworks 2026のエントリーの段のメモリは、Windowsで8GB以上、MシリーズのMacで16GB以上です。

Twinmotionは、動作環境を小中規模と大きいプロジェクトの2段に分けています。メモリはWindowsで16GB以上と64GB以上、Macで32GB以上と64GB以上です(2026年10月時点)。

どちらのソフトも、下の段では、MシリーズのMacのメモリがWindowsより大きい値です。

MシリーズのMacは、一般の処理とグラフィックスの処理でメモリを共有します。そのためVectorworksの公式は、従来のパソコンよりメモリを大きくするよう勧めています。

メモリを足せない機種は買うときに決める

ノートパソコンの画面で、メモリの量を選んでいる人の挿絵
メモリを足せない機種は、買うときにメモリの量を決めます

Mac miniと24インチのiMacのうち、Appleシリコンの機種は、メモリがチップのパッケージに統合されていて、あとから増やせません(Appleの公式)。

ほかのMacにも、メモリが基板に直付けで、あとから足せない機種があります。足せない機種では、メモリの量を買うときに、使うソフトの動作環境のMacの欄を見て決めます。

注意したいのは、メモリの量で使えるソフトが決まる場合があることです。

MacBook Neoのチップは、AシリーズのA18 Proで、メモリは8GBのユニファイドメモリです(2026年10月時点・Appleの公式)。

Vectorworks 2026は、このメモリの量を理由に、MacBook Neoを対応外としています。

BlenderのMac版とMetal

ノートパソコンで、建物のレンダリングが仕上がるのを待っている人の挿絵
BlenderはMacでGPUを使うとき、Metalを使います

BlenderのCyclesは、MacでGPUを使ってレンダリングするときは、Metal(AppleのMacでGPUを使う仕組み)を使います。

Blenderのマニュアルによると、Metalを使ってGPUでレンダリングできるのはAppleシリコンのMacです。すべての機能を使うには、macOS 13以上が要ります。

Blender 5.0以降のMac版の対応は、AppleシリコンのMacだけです。IntelのチップのMacでは、4.5 LTSまでが使えます。

Macで使えない機能やソフト

画面に並ぶ機能のうち、使えない印の付いたものを見ている人の挿絵
Macでは使えない機能やソフトがあります

Twinmotionは、macOSでは、Path tracer(パストレーサー)とVRのモードが使えません(2026年10月時点)。

TwinmotionのLumenというモードは、macOSでは光の計算のやり方が限られ、見た目の質に影響することがあります。

Jw_cad・D5 Render・Lumion 2026は、Windowsにだけ対応しています(2026年10月時点)。

使うソフトのMacの動作環境で、メモリを決めよう

画面でMacのメモリの量を選んでいる人の挿絵
使うソフトのMacの動作環境で、メモリを決めます

Appleシリコンは、AppleがMacのために作るチップで、CPUとGPUなどを1つにまとめたものです。

この記事で見たことは、次の5つです。

  • AppleシリコンのMacにはVRAMが別に無く、CPUとGPUが1つのメモリを分け合って使う
  • MシリーズのMacの欄は、チップの名前とメモリの量で書かれることがあり、下の段ではメモリがWindowsより大きい値のことがある
  • AppleシリコンのMac miniと24インチのiMacはメモリをあとから増やせないので、メモリの量は買うときに決める
  • Blender 5.0以降のMac版は、AppleシリコンのMacだけに対応する
  • Twinmotionのように、Macで使えない機能があるソフトや、Windowsだけのソフトがある

使うソフトの動作環境のMacの欄で、要るメモリを確かめてみてください。

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この記事について

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